おのころ心平です。
名著、
たくさんの気づきと
情報がつまった本です。
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現代の医学は、臓器医学。
肝臓病、
腎臓病、
胃炎・胃潰瘍など、
臓器別に対応してきました。
たしかに、総合病院に行っても、
「総合的に」診てくれるお医者さんって、
あまりいませんよね。
目なら眼科、
耳なら耳鼻科、
内臓なら内科、
内科も循環器科、
消化器科、
泌尿器科などに分けられます。
頭痛の場合だったら
脳神経科でしょうか。
精神的に問題があるとされれば、
精神科というのが待っています。
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科学の「科」というのは、
もともと「分ける」という
意味だそうですが、
だから「科学」とは、
物ごとを「分けて」考える
学問ということです。
「分かる」って言葉が
象徴していますよね。
ついでに、
英語の「sciense(サイエンス)」も、
sciとは接頭語で分けるって意味で、
英語でも、切り分ける学問
っていう意味なんです。
「scissors(ハサミ)」って
いうのと同類語ですね。
現代医学も科学ですから、
カラダをバラバラにして考える
腑分け=解剖学が
ベースになっています。
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でも・・・、
人体って、本当に
実際、いまはそれでは
通用しない病気が、増えてきました。
例えば、インターネットで
いちばん検索される疾患名って
「うつ病」なんだそうです。
このうつ病、
現代医学が不得意な領域ですね。
だって、どこの臓器を
診てやればいいかわかりませんから…。
☞ 夕方の記事につづく。
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