敏感体質のカギ…それは扁桃体! | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

おかげさまで申し込み多数!

いよいよ本日受付終了です。

 

緊張、不安、疲れやすい、

過敏症、アレルギー、肌が弱い、

電磁波や気圧の変化を感じやすい、

傷つきやすい…

HSP、繊細さん、エンパス…

 

「敏感体質」を表すこれらの言葉が、

広く知られるようになりました。

 

5人に一人と言われる敏感体質。

しかし、日本人にはもっと多いと思われます。

繊細で敏感な人たちの感覚器官は、

とてもするどいアンテナを持っています。

 

普通の人が気づけない空気や

雰囲気を察知できるだけに、

1日たつと感覚神経が

どっと疲労してしまいます。

HSPやエンパスと呼ばれる人は、

なぜこれほどまでに過敏に

外界をキャッチし、人のココロを読み、

環境の変化を察知するのでしょうか?

***


HSP(Highly Sensitive Person)とは、

アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が、

『The Highly Sensitive Person』の中で

1996年に提唱した考え方です。

これまで敏感体質で、

「繊細な人」という言葉で

ひとまとめにされてきた性質を博士は、

その背景にある「感覚処理過敏性」に

着目して概念化したのです。

***


HSPの人は、敏感なセンサーによって

周囲からたくさんの情報を感知すると

その情報をもとに、

 

頭の中にさまざまな感情やイメージ、

感覚、インスピレーションがわいてきます。

 

つまり、HSPは脳の働きが

過敏になっているのではないか――。

アーロン博士はそのように考え、

超敏感な人たちの脳のCTスキャン検査を

実施しました。

 

また数千人を対象に、

アンケートを実施し、

精神医学からの研究も行ないました。

その結果、この気質は、

環境や教育によって生じるものではなく、

生まれつきストレスを処理する

「扁桃体」が活発で、

不安や恐怖を感じ取りやすい性質を持つ

傾向があるということがわかりました。

 

***

 

また、ハーバード大学の

ジェローム・ケイガン教授は

発達心理学の専門家ですが、

敏感な赤ちゃんの研究をしています。

 

とても敏感な赤ちゃんの脳では

神経を高ぶらせる働きをもつ

ノルアドレナリンというホルモンが

多く分泌されていることがわかりました。

そして、敏感な赤ちゃんの

おでこの温かさから、血流をみたところ、

右脳のほうが活発なことがわかりました。

 

これは赤ちゃんだけでなく超敏感な

大人にも見られる傾向だそうです。

 

 HSPは、まだまだ解明されない

脳の不思議に分け入る未知の

カギなのかもしれません。

 

     ▼

いよいよ本日受付終了です。

おのころ心平、自分医学3月は、

「HSP中枢の癒し方」

 

※詳細は、こちら から。