<四つの毒>・・・風邪をひきやすい状態とは? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

今日は、

 

朝と

お昼に

 

希望を感じる記事を引用させて

頂きましたが、

 

そもそも

カラダにウイルスを

呼び込むかどうかは

こちらの体調次第、

というお話を。

 

***

 

 

東洋医学では、

気・血・水の流れが大事にされており、

これが滞ると、体内に澱みや濁りが生じ、

いわば「ヘドロ」化してしまいます。


 

●血液は、カラダにとっては

もちろん栄養素を含む大事なものですが、
いかな血液といえども、

動かず流れずの状態が続けば、

毒化してしまいます。


 

川の流れを想像してください。

流れていれば清流。

 

飲むことができるような水も、
くぼみに溜まって澱み出すと、

いろんなものを沈殿させ、
腐敗水となります。


 

東洋医学では、

そういう血液を「瘀(お)血」と呼びます。


 

●さらに同じように「水」も毒化します。
体内のリンパ液などの流れが停滞したものは
「水毒」と呼ばれます。

 

●「気」についても、強い感情が

鬱屈して溜まってしまえば、
「気結」という毒のようなものをつくります。

 

「お気の毒に」という言葉は、
「ああ、そのような状況に見舞われてしまっては、
さぞ鬱屈した感情が溜まっておられるでしょうね」
という意味なのです。


 

●加えて、食毒です。
これは胃腸に滞留し、排泄されない食べ物のこと。
腸粘膜のヒダにこびりついて便にもならずに
排泄されない宿便のようなものや、
なんらかのきっかけで

一時的に胃や腸の中で停滞するものも指します。


 

胃腸には腸内細菌も多く、

停滞するとそれらがすぐにとりついて、
発酵ならぬ腐敗を起こしてしまいます。


 

***


 

以上の、

 

・瘀お血(血毒)、
・水毒、
・気結(気の毒)、
・食毒、

 

この四毒が、

カラダのどこかに停滞すれば、
内的に「虚」を生じさせます。

 

「虚」とは

空虚のように空っぽな状態

を思い起こさせますが、

逆に、流れのない不動のものです。

ヘドロのように溜まって

身動きのとれないものが、
周囲の流れを邪魔してしまうのです。

 

***

 

これが、風邪を引きやすい

カラダの状態と言って

いいかもしれません。

 

これを逆手にとって考えるならば、
 

・瘀お血(血毒)→運動

・水毒→冷やさない

・気結(気の毒)→思いを溜めない

・食毒→食べ過ぎない


という、やっぱり、

ものすごーくシンプルな生活習慣、

ということになりますね。

 

ご参考にー。