おはようございます。
おのころ心平です。
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「ワクチンは切り札」。
その大号令のもと、
接種が進められてきた。
だが、その効果がないかもしれない、
世界で次々と生まれる「変異株」に
人類は打ち克てるのか──。
ベルギーの首都ブリュッセルの
中心部から10kmあまり、
閑静な住宅地にある
老人介護施設「テルブルグ」。
この7月、その施設の入居者28人のうち
7人が新型コロナに感染して死亡した。
関係者に衝撃を与えたのは、
死亡した全員がワクチンを
2回接種していたことだった。
悲劇を招いた元凶は、
変異株の「ミュー株」だ。
昭和大学客員教授
(感染症)の二木芳人さんが言う。
「ミュー株は感染力が非常に強く、
ワクチンで得られた免疫を
回避する特徴があるといわれています。
世界保健機関(WHO)は
ミュー株を『注目すべき変異株』に
指定しています」
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コロナウイルスが
変異するスピードに
ワクチンを開発するスピードが
とうてい追いつけるはずもなく・・・、
この厳然たる事実のもとで、
ワクチンパスポートや
陰性証明への準備がどんどん
進んでいるという矛盾・・・
私たちは、何か大きなものを
見落としているのかもしれません。
今年、年末までの連続講座。
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