おのころ心平です。
元気の大事な法則を
申し上げておきましょう。
人は、「君は貧乏だ」
と言われ続ければ、
いつか貧乏にふるまいます。
人は、「君は病弱だ」
と言われ続ければ、
いつかほんとうに病気になります。
「あなたは元気そうだ」
と言われれば、
その人自身のベストな足取り、
姿勢、食べ方、呼吸を
誘導できるのです。
「お元気そうですね」
という声かけは、
その人の、その時点での
ベストパフォーマンスを
引き出す魔法の言葉です。
＊＊＊
もちろん僕も
カウンセリング現場で、
相手が、がん患者さんだと
わかっているのに開口一番、
「お元気そうですね」
なんて言いません。
しかし、それでも、
「…にもかかわらず、
お元気そうですね」
と声をかけられれば、
人はその瞬間から
少し元気に振る舞えるものです。
「そう見られているのか」
と、自分の行動に
客観の目を取り入れることが
できるからです。
言葉を投げかけるとき、
ぜひ心掛けてください。
相手が受け入れやすいように
上手に
「お元気ですね」
と言えるようになることは、
自然とあなた自身の周りに
元気が輪が広がっていきます。
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