おはようございます。
おのころ心平です。
あなたの本棚に、
長らくあなたに
影響を与え続けた本って、
どれくらいありますか?
自分の行動パターンや
思考パターンを振り返り、
ふとした拍子に、
ああ、あの本が血となり
肉となっているんだな、
と感じる本。
僕にとっては、これがひとつ。
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1994年/09月/02日発行、
とありますから、
かれこれ25年前。
むさぼるように読んだことを
今でも覚えています。
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ニュートン力学は、
地球上での
物理をうまく説明し、
マクロの宇宙レベルでは
アインシュタインの唱えた
相対性理論、
ミクロのレベルでは
量子力学・・・
レーザー、超伝導、量子コンピューターなど
現代科学技術は、この量子力学の
基礎のもとにできあがっています。
ボーア、ハイゼンベルク、
シュレーディンガー、
ディラック、デビット・ボーム・・・
と言った量子力学の巨人たちが
挑んだ、宇宙の真理。
そして、
綺羅星のような科学者たちが
明らかにしてきた
これらの宇宙理論が、
結果的には、
仏教や東洋哲学の教えに
どんどん近づいているという事実。
またそれは、
フロイトが開拓した無意識の世界、
ユングが研究した深層心理学とも
符合する共通点が・・・。
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面白くないわけがない内容でした。
そして、いま・・・
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今、明治維新と
第二次世界大戦の敗戦後に
匹敵するパラダイムシフトが
起こりつつある。
このふたつの変化は、
外側から引き起こされた
外部要因のパラダイムシフトだったが、
いま、私たちが直面している大変容は、
内部要因、つまり、個人の意識の変容だ。
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人類が生まれ変わり、
そして、経営も生まれ変わる。
経営者の「メンタルモデル」別の
ティール組織の様相など、
これまでの経営の常識を
はるかに超える、
次世代の組織運営の
地平を拓く予言の書。
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(2019年10月刊)
またもや、夢中にさせられました。
まさに、このコロナ時代を
予言したかのような指南書です。
実存的変容というのは、
意図的に自分が
変化していくというような
人知の及ぶものではなく、
例えば、サナギは、
サナギの視野で
いくら努力したって
大きなサナギにしかなれない。
アゲハ蝶への変容は、
内側から思いもよらぬ形で
やってくる・・・というレベルのものです。
著者自身は、
この本について
指南書などのつもりは
毛頭ないのですが、
深層心理学、社会心理学を
根底に据えた本なので、
できれば、セラピストさん、
カウンセラーさんに
読んでおいてほしい本です。
あなたがクライアントさんに
接するときに、新しい時代の枠組みを
しっかり提供できるようになる本です。
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この現代出版事情にあって、
こんなに優れた思想書を
ものした著者と、
Zoomで対話できる日が来ようとは。
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MMA医療現場支援プロジェクト。
この貴重な対談は、5月31日(日)まで公開です!
●メッセージ動画2 実存的変容とは?
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