萎縮する臓器。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


脾臓・ひぞう。

 

  

こんな奥まった場所に、

まさに秘蔵されたように

位置する臓器。


扁桃腺や虫垂(ぞくに盲腸)と同様に、

脾臓も、ときに手術で摘出されてしまう

器官です。

この扁桃腺・虫垂・脾臓の共通点は、

免疫組織」であるということ。


炎症すると激しく腫れてしまうので、

炎症を繰り返す体質の人には、
摘出手術がすすめられます。

医学的には、

成人では手術で取り除いても

特に不都合を起こさない、

とされています。


それは大人の場合は、

骨髄やその他の免疫組織が代わりに

はたらいてくれるからです。


ところが、

子供の場合は免疫機能の発達上、

脾臓が重要な役割を担っているため、
摘出した場合は、

免疫不全状態をきたしやすくなります。


そのため、どうしても、な場合は、

部分的な手術をおこなうなどして

脾臓の一部を温存するように

工夫されています。


***


リンパ球を生み出す脾臓。


免疫器官は、

肥大したり、萎縮したり

しやすいのですが、


同じく、

免疫組織であり、Tリンパ球の

教育器官となっている胸腺も、


 

子供のころは、

恐怖や不安によって

萎縮すると言われています。


虐待死してしまった

子供の胸腺がものすごく

萎縮していたというケースには

胸がぎゅっとなる思いがしますが、


この胸腺、


胸腺中のリンパ球が最も多いのは

思春期(10代前後)で

ピーク時の胸腺は30~40gに達します。


その後は急速に萎縮し、

脂肪組織に置き換わっていくのです。


胸腺退縮は、個々人のペースで進み、

およそ70歳までにはほぼ完了します。


***


脾臓、胸腺。


さらには、脳の奥に位置し、


第3の目と言われる松果体(しょうかたい)も、



青年期以降、退縮が始まります。


これらの器官の肥大と退縮は、

僕らの心の持ちようとどう関係があるのでしょうか?


6月、おのころ心平の臓器の気持ちシリーズは、

松果体、胸腺、脾臓をテーマに、

免疫の隠された秘密に迫ってみたいと思います。

    ↓


締切は、今週金曜日5月29日までです!




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   +
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お楽しみにー!!