コロナ鬱(うつ)。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


人間、見通しが立たない、とか

出口が見えない、という状況が続くと、


ココロの疲れがピークに達し、

まるで鬱のような症状を呈してしまう

人もいます。



息抜きができなくて、

イライラして、ちょっとしたことで

家族や子供にあたってしまう・・・。


自分は本当はコロナ感染していて

人にうつしてしまうんじゃないか、

と思うと呼吸が浅くなって動悸がする・・・


いずれかかるなら、

もうどうでもいいや、

と無気力になる・・・。



***


公衆衛生学、というのは、

社会医学なので、


一般の医療が、

対患者個人であるのに対し、

社会一般を対象としますから、


社会全体の健康が

優先され、対個人への

配慮がかける面があります。


***



いまのニュースを見ていて

登場する公衆衛生の専門家の

先生方の言葉に、


「たいへんな時期なんだから

個人の欲求は今は我慢しなさい」


「国家存亡の危機、

私たちの言うことをきいて

お行儀良くしなさい」


まるで、

無能な羊の群れを、きちんと

誘導してあげないと・・・


という意図を

敏感に感じ取ってしまうのは、


ああ、僕も、コロナ鬱なのだろうか・・・。



***


ワクチンなどは、

公衆衛生学から生まれた

人類の貴重な知恵ではありますが、


よく引き合いに出されるのが、

ワクチンによる副作用の

個人的犠牲の話です。


公衆衛生学の観点からは、


だからといって

ワクチンを実施しなければ、

社会全体が崩壊するかも

しれないのだからと。

 

公衆衛生学者にとっては

個人のケアは範疇外、ですからと。



***



・・・というわけで、


現在の、コロナ騒動の間も、


「本当はたいしたことないんじゃない?」


「コロナってほとんど風邪じゃない?」


などという滅多な発言は封印され、


「甘く見たらとんでもないことになりますよ!」


と、どこかの紫色の占い師から言われるがごとく、

自重させられ、未来の希望的見通しを縛られるのです。



でも、一匹の羊の立場から

言わせて頂くと、


羊たちも、

扱いようによっては、

牡羊座の性格がごとく、

いつまでも、おとなしくはできませんよ、と。


暴発してしまったり、


耐えられずに精神的に

まいってしまう人の方が、

コロナ感染者より増えてしまったり・・・。



***



だからこそ求められるのは、


いまこそ、勇気をもって、

(外れてもいいから)

希望的出口を示してくれるリーダー、


そして、学者さんたちも、

もう少し言い方、しゃべり方を工夫して、


・人が密集する

・空気の換気がない

・頻繁に会話をする場所が危険、


などをという説明を

連呼するだけではなく、


「そんなの人間生活をするなって

言ってるようなもんですけどね~。


でも、みなさん、

もう少がんばって頂けますか?


それが医療体制崩壊を防ぐ唯一の方法で

私たちの仕事もそこで成り立っていますので」


と本音を織り交ぜながら、

ユーモアを持って解説してくれれば、


なんだか聴く方も、

ココロの余裕が持てるというもの。

 


人間の知恵って、

どこまでも進化できる。


だから、閉塞的な今のような空気の中でこそ、

ひとりひとり知恵と勇気とユーモアをもって、

力をあわせて突破していきたいですね。




4月23日(木)新月!


 


                     ↓

(詳細ページへ)