おはようございます。
おのころ心平です。
僕の手の指が
影絵のように指さしているのは・・・、
右心房と右心室をつなぐ心臓の弁=肺動脈弁。
はい、心臓の内側構造はこうなっております。
左右の心房と心室があり、
ここに毎日、
大量の血液が流れ込んでいます。
心臓の運動が
全身の静脈血を右側に引き込み、
いっぽうで肺から左側に来た
動脈血を全身へ強い力で送り出します。
つまり心臓は、
「右に静脈血」を、
「左に動脈血」をたたえながら、
それらを向き合わせるような
格好をしています。
カラダの「内側」を
隅々まで旅してきた静脈血と
「外側」の空気を
吸いこんだばかりの動脈血。
血液のこの両端を
向き合わせるように、
なっているのです。
***
血液とは、
いわばリアルタイムな自分です。
静脈血と動脈血という
両極を見比べながら、
心臓は
「だいたい、自分はこの辺」
と中間地点を探している
とみることができます。
すなわち心臓は、
あなたの
居場所・ポジションを
教えてくれる臓器
といえます。
「私」が「私」と言うとき、
胸をさしてそう言うのは、
どこかで、知っているからなのでしょうね。
自分の居場所の源泉が心臓にあることを。
はい、1日1分でいいので、
胸の中心からちょっと左側の
一番ドクンドクンと鳴っているところに
手を当てて、
目をつぶって、
鼓動に意識を集中しましょう。
1日は1440分ですが、
そのうち1分で結構です。
自分の鼓動と自分の意識を
同調させてやるのです。
そして、毎日少しずつ
自分のリズムと居場所を
取り戻してくださいね。
***
そんな生理学のお話になります!
↓
2019年11月16日(土)
13:00~17:00
大阪開催