おはようございます。
おのころ心平です。
台風接近により、
気圧、気温の乱高下著しく、
ふだんの空気の圧力が、
こうだとしたら、
台風=低気圧接近の折には
空気圧が、ふわっと抜けてしまって
その圧力が弱くなり、
いわば、つっかえ棒がなくなった状態で、
カラダの内側から、膨満してしまうのです。
***
こんな空気の変化に
キャッチアップすべく、
カラダは各器官で
対応しています。
ひとつが、
肺の入り口である鼻腔。
外界の温度・湿度を
適度な状態に調節し、
空気中の微粒子を
その粘液で捕縛し、
不必要な刺激が
気管支へ入っていかないよう、
呼吸器系を
その最前線で守っています。
***
一番上の層が、
入ってきた空気と
直接触れる鼻粘膜、
そこで大気の温度変化や
湿度変化にも対応します。
外界と気管を結ぶ踊り場で、
空気のつなぎ役をする鼻腔にとって、
その先へ送り込む空気を
一定の状態に
加工することは、至上命題。
それが全うできないならば
鼻づまりを起こします。
***
そして、もうひとつが
外界との物理的境界線である
皮膚。
皮膚は、気圧の変化を感じると、
立毛筋を収縮させ、毛穴を閉じたり、
逆に汗腺から発汗することで
毛穴がゆるめたりします。
東洋医学では、
肺へ入る「天の気」は、
体内においては「陽気」となり、
カラダを巡り、お肌の保護と
臓腑表面の保護をしてくれる
としています。
深い呼吸はお肌の強化となり、
また臓器の境界線もくっきりとさせ、
内臓が重力に負けないように
ぴちぴちの状態を保つのです。
***
秋は、肺の季節であり、
皮膚の季節であり、鼻の季節です。
肺呼吸と皮膚呼吸。
喘息とアトピーが
交互に症状を出す理由も
ここにありますが、
大気の不安定な秋は、
肺と皮膚が協調しながら、
カラダの内側の安定状況を
保とうとしてくれるのです。
***
そこで!
気圧や気温の不安定な
秋のエクササイズ!!
まずは、息を吐きながら、
そのまま腕を裏返し、息を吸いながら、
くるくる呼吸に合わせながら、
右腕を5往復、
左腕を5往復、
を1セットにして、
3セットほどできたらいいです。
秋の、肺・肌協調呼吸。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
***
深秋の新月祭り。
愛知県一宮での開催。
尾張一宮駅から徒歩1分の会場だそうです。
詳しくはコチラ
まで!!