おはようございます。
おのころ心平です。
本日、夜の22時25分、
黄経45度を迎えます。
暦の上では
早くも、初夏に移行。
***
4つの季節の間を埋める土用は、
立春・立夏・立秋・立冬の四立(しりゅう)の
日時(日程と時刻)から
黄経で18度前と決めらています。
なので、春土用は
4月17日10:34に
黄経27度を迎えた時でした。
それが本日、
めでたく土用明け!
体調不良や
ぐずぐず続いた鼻づまりなども
今日から解放に向かうチャンスです。
***
22:25に立夏を迎えることもあり、
実質、今日が春土用の最終日。
肝臓の働きが開ききって、
脾臓とともに、季節の主役を降り、
心臓へバトンタッチしていくタイミングです。
今日は、だから、
肝臓への花道のために
感謝といたわりの気持ちを込めて、
過ごして頂きたいのです。
具体的には・・・
今日は、食べ過ぎない。
ということ。
***
はい。食べ過ぎないことが、
なぜ肝臓をいたわることになるのか?
胃腸で吸収された
食べ物というのは、
腸のまわりの
毛細血管に取り込まれ、
門脈という特殊な血管を通じて、
すべてが肝臓へと送られるのです。
肝臓で、胃腸から取り込まれた
すべての栄養分が
加工され、代謝され、
それが体循環に乗せられて、
カラダのすみずみまで
運ばれるのです。
***
つまり、肝臓は胃腸を通過して
送られてきたものが、
今ほんとうにカラダに
必要な栄養物なのか、
解毒すべきものなのかを
判断しています。
肝臓がその通過を許せば、
そこはもう血液(体内)です。
肝臓は、血液に新しい
栄養物を供給する最終関門。
かなり重責です。
***
何を食べるかの口の中を
地方裁判所、
胃粘膜や小腸粘膜を
高等裁判所、
そして肝臓を
最高裁判所にたとえると
いいかもしれません。
肝臓も下手な
判例は作れませんから、
その緊張感はいかばかりでしょう。
次から次へと
裁判が持ち込まれれば
(つまり、食べすぎで肝臓の休まる暇がなければ)
いかな沈黙の臓器も
判断力が鈍ってしまうというモノです。
肝臓にお休みをあげるためにも、
今日日中は、
食べ過ぎない。
を心がけてくださいね。
そして、長らくの主役、ご苦労様、と…。
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