おのころ心平です。
あなたは、
原始反射という言葉を
聞いたことはありますか?
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赤ちゃんは、「原始反射」という独特
の反応を携えて生まれてきます。
たとえば大人が、
赤ちゃんの手のひらを指で触ると、
ギュッと握り返してきてくれます。
しかし、これは残念ながら
赤ちゃんが
意識的に好意を示して
握手をしているのではなく、
「手のひらに触れたら握る」
という
無意識の反応=原始反射
なのです。
拙書、
にも書きましたが、
原始反射の秘密は、
まだ解き明かされていません。
それはおそらく、
赤ちゃんがどう発達するかの
発達心理学の分野が開発途上で、
これからも新事実をたくさん
紹介してくれるでしょうが、
生まれたての赤ちゃんの研究が
まだ分からないことが多いからです。
***
たとえば、
新生児【0か月~3か月】 は、
1日の平均総睡眠時間は
17 時間前後です。
1日の中で眠りと覚醒が
何度も繰り返されます、
という事実だけが発達心理学の
TEXTには書いてあるんですが、
僕は、こう考えます。
起きている間に受け取る情報が
あまりに多くて刺激的なので、
いったん五感を遮断し、
それを睡眠の世界に持ち込んで
ゆっくり脳が処理しているのでは?と。
***
そして、
このころの赤ちゃんは、
視力は0.02程度で、18~30㎝の
距離のものしか見えない
とされていますが、
僕の考察は、こうです。
おそらく赤ちゃんは
逆に、たくさんのものが見えすぎて、
この世を理解していくために、
いわゆる可視光線の範囲での適切な
チャンネル探しを行っているのです。
ラジオの周波数を合わせるように、
「この辺が物質界でモノが見える
という範囲かな・・・?」
と、この世に適応するための
チューニングをしている・・・。
生まれた環境に対し、
上手に適応していくために、
どんどんカラダや感覚、脳を発達させていっていると
考えた方が、なんだか腑に落ちます。
***
原始反射で見ると、
この時期の赤ちゃんを
抱きかかえて両足で立たせようとすると、
足を右左交互に出して
歩くような動きをしますが、
これは、
原始歩行
と呼ばれるものです。
さらに、赤ちゃんを
うつ伏せにすると手足が曲がり、
仰向けにすると手足が伸びて背中が反る
という反射があります。
原始反射・・・
誰もが通る大切な
儀式のようなものなのに、
なぜこのような反射が起こるのか
まだ明確にわかっていない不思議・・・
***
というわけで、
この誰もが持つ
原始反射にフォーカスし、
潜在的反射の中に、
潜在的才能を
見いだそうというプロジェクトを
始めた女性を紹介したいと思います!
このような著書もお持ちの彼女の要請を受けまして、
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