おのころ心平です。
長年のカウンセリングの中で
カラダの内側で起こっていることは
カラダの外側でも起こっている、
と、僕は考えるようになりました。
たとえば、
膵臓と肝臓の気持ちのすれ違い、
肺と心臓の意見の対立・・・
腎臓が、
「なんで俺ばっか、浄化してるんだ、
みんなゴミ出し過ぎだろー!」
***
僕は、
五臓のことをG5と呼んでいますが、
G5での意見衝突が、
どこかの臓器に無理を生じさせ、
HotWar(炎症)を起こすこともあります。
カウンセリングの中で、
カラダの中で起こっていることを
物語風にしてクライアントさんに
お伝えすると、
「ああ、それ、
私の日常生活でも
同じようなことが起こってます」
とおっしゃることが多いです。
でも、そういう気づきが起こると、
カラダの外側のことにアプローチして
そこを変えることで、
カラダの内側にも響かせるという
方法をとることができます。
このたびお送りする、1DAY講座は、
カラダの内側の主人公たちを
細胞レベルで紹介し、
体内ワールドをわかりやすく
想像しやすく、お伝えしたいと思っています。
***
今回は、
解剖学、生理学を細かく説明するのが
目的ではありませんが、
個性豊かな登場キャラクターたちが生活を
営むインナーワールドを、以下、ちょっと紹介。
循環系細胞たち
↓
血液・血管、血液の循環を司る細胞です。
■赤血球 巨核球 内皮細胞 周皮細胞 肝臓の伊東細胞
運動系細胞たち
↓
運動機能、筋肉をつくる細胞です。
■平滑筋細胞 メサンギウム細胞 骨格筋細胞
心房筋細胞 刺激伝導系筋細胞
神経系細胞たち
↓
神経の伝達機能を担う細胞です。
■脳のニューロン 脳のグリア細胞 シュワン細胞
脊髄神経節細胞 神経分泌細胞 副腎髄質細胞
内分泌系細胞たち
↓
内分泌の情報伝達、感覚の情報処理の高度作業細胞です。
■膵島β細胞 腸のセンサー細胞 味細胞 嗅細胞 視細胞
内耳の有毛細胞 メルケル細胞 下垂体前葉細胞
免疫系細胞
↓
免疫細胞たちです。…肥満細胞って、
別に肥満させる細胞じゃないんですよ。
アレルギー反応して、まるまる太ったようになる(mast)が
そのまま訳されてこの名になったんだそうです。
■マクロファージ ランゲルハンス細胞 樹状細胞 リンパ球 顆粒球 肥満細胞
細胞の中の細胞
↓
化学工場的な細胞たちです。…まさしくはたらく細胞。
職人細胞。細胞の中の細胞たちです。
■肝細胞 膵腺房細胞 杯細胞 パネート細胞 副腎皮質細胞
ライディッヒ細胞 甲状腺の濾胞細胞 壁細胞・・・
支える細胞
↓
これらは、カラダの柱、コラーゲン線維などをつくる細胞たち
…このうち「芽」細胞とは、そこから何かが飛び出す細胞という意味。
コラーゲン線維や歯、骨の線維を糸状にびゅーっと出し、それを紡いでいく。
スパイダーマンのような細胞たちです。
■線維芽細胞 脂肪細胞 軟骨細胞 骨細胞 破骨細胞
エナメル芽細胞 象牙芽細胞 水晶体細胞・・・
コミュニケーション細胞
↓
これらは外界と内側を決める、網戸的な組織をつくる細胞たち
…網戸のように、ある小ささじゃないと栄養素などを通過させない膜をつくっています。
それにしても、タコ足細胞って、ちょっとひどい名前ですよね。
でも、本当に体細胞から数本の足が出ている格好になっているんですって。
■小腸上皮細胞 M細胞 表層粘液細胞 肺胞上皮細胞 タコ足細胞
尿細管細胞 ケラチノサイト 線毛細胞・・・
遺伝系細胞
↓
次世代へと情報をつないでいく細胞たちです。
■セルトリ細胞 精細胞 卵細胞・・・
***
こうした細胞たちが
繰り広げるファンタジーワールド・・・体内。
ここから学ぶココロのあり方って、相当に面白い。
細胞の気持ちが、
僕らのココロに、
どのように影響するのか・・・?
どうぞ、こちらの講座へ。
心理学の概要もダイジェストで学べ、
最新の細胞学情報も習得でき、
なおかつ、
おのころ心平の考察ワールドを1日で体験できる
その名も、
The Secret of Mindpower
細胞に教えてもらったココロのしくみ学
2018年、
1月13日(土)東京
1月14日(日)名古屋
1月20日(土)大阪
の三都市で開催。
詳細は、コチラ です。