おのころ心平です。
今週は、
鼻、のど、髪、お肌に〝乾燥〟を感じたら、内くるぶしマッサージを。
<四つの毒>・・・風邪をひきやすい状況、というのを逆手にとる。
風邪をひく・・・そう、風邪は引っぱって呼び込んでしまうものなのです。
など、東洋医学的な視点による
症状のしくみについて見てきましたが、
そこで、
この本のことを思い出しました。
↓
名著
『木を見る西洋人 森を見る東洋人』
(ダイヤモンド社)
なぜ、世界観がこんなにも違うのか・・・?
この本の冒頭で、
西洋人である著者(リチャード・E・ニスベット)の
こんなエピソードが紹介されています、
「何年か前に、中国から来たある優秀な学生が、
社会心理学と推論に関する研究を私と行うようになった。
われわれがまだ知り合って間もないある日のこと、
彼がこう言った。
『先生。先生と私の違いは、
私は、この世界を円だと思っていて、
先生は、直線だと思っていることです』
私の顔には驚きの表情が浮かんでいたはずだが、
彼は平気な様子で話を続けた。
『中国人というのは、ものごとは
たえず変化しながら、結局は
もとのところに戻ってくると考えます』」
***
はい・・・。
なるほど、東洋医学の考え方は、
西洋医学と対照的で、
すべては万物流転、諸行無常、
生命は一定ではないと考えるところに
重きを置いています。
考えてみれば、たしかに
カラダの中も、
分子から細胞まで
絶えず変化していて、
「変化している」ことこそが
健全な状態であると言えます。
動的平衡
=動きながら平衡を保っているのです。
***
西洋的な考え方と東洋的な考え方は、
まるで鏡のように逆になっていて面白いです。
東洋哲学に「五行」の考え方があり、
自然界にあるものの象徴として、
木・火・土・金・水
を考えますが、その向きは、
木 → 火 → 土(地) → 金 → 水
これは順番を、ひっくり返すと、
水 → 金 → 地(土) → 火 → 木
すいきんちかもく・・・
西洋で発達した
西洋は、
太陽から出発して、外宇宙に向かっていき、
東洋では、
太陽という中心に戻っていく・・・
という発想の違いがよく現れていますね。
***
病気を、
基準からの逸脱した状態
(血圧基準値から逸脱、
血糖値基準値からの逸脱など)
ととらえると、
あなた、間違った生活習慣です、
と切捨てられる感じになってしまいますが、
動きのプロセスの中での
一形態ととらえると、
なぜそれが起こるのか?の追究、
つまり、病気や症状がおこる
その人個人における理由が
見えてきたりするのです。
東洋医学の智恵も満載!!
↓
いよいよ今週末。残りは当日券のみ!
11月25日(土)、26日(日)開催です。
今、日本で最新の
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しかも、一般にも開かれた大会です。
僕も、2日間、
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★参加費は、
20,000円です(2日通し券のみ)
事前申し込み期限が
終わっていますので、
現在、当日券のみの販売ですが、
「こーれは確保せねばー」の人は、
↓
【参加に関する問合せ】
第21回日本統合医療学会運営事務局
株式会社JTBコミュニケーションデザイン内
プロデュース2局
E-mail:imj2017-reg@jtbcom.co.jp
TEL:03-5657-0732
FAX:03-3452-8534
営業時間: 9:30-17:30 (土・日・祝祭日は休業)
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