おはようございます。
おのころ心平です。
昨日の、
メンタル、マインド、エモーション、フィーリング。
に続き、このダイレクトな、タイトル。
著者のディラン・エヴァンスは、
1966年英国ブリストル生まれ51歳。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、
ニューヨーク市立大学、ケント大学、
イギリスサウサンプトン大学などで
心理学、ロボット工学、医学哲学、
精神分析などを研究。
アルゼンチンとロンドン(CFAR)で精神分析を学び
臨床家となり、素晴らしい辞典である
”An Introductory Dictionary of Lacanian Psychoanalysis”
を著すも、分析の有効性と正当性に疑問を持ち、
臨床現場からは離れ、
その後は、進化心理学の研究をすすめ、
現在は西イングランド大学知的自律システム研究所、
シニア・レクチャラーを勤める。
***
以下、まずは、まえがきからの引用です。
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私は、自らが、
啓蒙時代の情動に関する考え方に
共感することを示すために、
あえてこの本(原題『Emotion』)の副題に、
Sentimentという言葉を用いた。
私は、
情動が理性とは根本的に相容れないものである
とは考えないし、また、
私たち人間がつねに頭(知)よりも心(情)に従うべきである
とも考えない。
むしろ聡明なる行為は、
情動と理性との調和的な融合の結果、生じる
と考える。
もし情動を持たない生き物がいたとしたら、
それは、私たち人間よりも理性にまさるどころか、
むしろ劣ると信じるし、
またその一方で、心(情)よりは、頭(知)に
耳を傾けた方がよい場合もあるとも考える。
いついかなるときに、情感に従い、
また逆にそれを無視すべきかを知り得る力は、
ときに
Emotional Intelligence
(エモーショナル・インテリジェンス)
とも呼ばれる貴重な才能なのである。
++++++++++++++++++引用以上。
この本は
2005年に出版されているので
もう12年前になりますが、
最近またまた脚光を浴び、増刷されています。
その理由は、僕は、
「もし情動を持たない生き物がいたとしたら、
それは、私たち人間よりも理性にまさるどころか、
むしろ劣る」
という一文に集約されていると思います。
情動を持たない生き物≓AI(人工知能)
AIの発達、AIの社会進出、
AIと人間のつきあい方を考えるにつれ、
エモーショナル・インテリジェンス
という言葉は、極めて重要になると、
僕も考えています。
僕なりの、
エモーショナル・インテリジェンスを高める方法
が、月を意識した生活、なのです。
(なぜ?の解説はあらためて)
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