おのころ心平です。
「新月」から
次の「新月」までを
朔望(さくぼう)月周期と言い、
期間は平均で
約29.53059日になります。
では、一つの朔望周期の間に生じる
月の各フェーズの意味をざっとお送りしましょう。
●新月 太陽とともにある。生み出す力。予感。イメージ。
↓
(三日月)
↓
(4~5日の月)基礎。計画。知性/
↓ 焦り。不安。自信のなさ。
↓
△上弦 引き寄せる力。決断。行動。目標。覚悟/試される。障害。
↓
(10日の月)技術。具体化。分析、評価、改善/
↓ 魔がさす。エゴ、欲望。
(12日の月)
↓
○満月 太陽とバランスする。成就。増幅/内在の課題の表面化。
↓
(17日の月)発表、世に広める。分かち合い。利益/
↓ 守り。恐れ。
(20日の月)
↓
▼下弦 収穫。問題解決/葛藤。ペースダウン。ブレーキ。
↓
(25日の月)冷静。洞察。内省。決着。種まき。人を助け、育てる。
↓
(27日の月)
↓
●再び、新月
***
今日はだいたい
4~5日目の月ですから、
基礎固め、計画性、
それを実現するための知性、
知識、仕込みの期間。
逆に、基礎ができていないことに
チャレンジしようとすると
焦りが生じます。
そして、力づくとなり、
なんだかうまくいきません。
はじめてイメージしたことは、
最低2週間は思考の中で熟成させ、
必要な情報や勉強などで
基礎固めをしましょう。
他人に披露したり、
プレゼンするなら、その後。
計画を実行するにも2週間
頭の中でできる限りのシミュレーションを
してから。
***
新月から満月までは、およそ2週間。
新月と満月の違いは、
種と花とにたとえると分かりやすいです。
●新月の日は、
太陽と月が重なります。
太陽の明るさによって、
月は「目に見えません」。
新月は、内在、潜在、
目には見えない力を表します。
「種」は、大いなるいのちの
息吹をたたえていながら、
地中にあり、目には見えません。
新月には「精神」を中心に置き、
理想を先行する時です。
新月の力は、「イメージング」。
今の期間がそうですね。
***
一方、
○満月の日は、地球をはさんで
太陽と月が対極に位置します。
月は太陽の光をめいっぱい反射し、
「目に見えます」。
満月は、顕在、成就、
目に見える形を表します。
「花」は、色。
見えない力が成就し、
目に鮮やかなひとつの形を示してくれます。
満月は、「肉体」を中心に置き、
現実を先行する時です。
満月の力は、「行動」。
***
2週間イメージのあと行動しよう説は、
月のリズムに沿った提案です。
リズムにのった
心身の振る舞いには、
余裕と遊びが生まれ、
修正もきくし、
直観も舞い降りやすくなります。
まさしく「ツキ」を
呼び込めるというわけです。
そんなことを、受講生全員と
共有したいと思います。
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