おはようございます。
おのころ心平です。
日本にある仏教宗派は、大きなもので
以下の13宗派あります。( )内は開祖。
奈良仏教時代に興った、
1.法相宗(道昭) 52万6000人
2.律 宗(鑑真) 2万4000人
3.華厳宗(良弁) 3万9000人
平安時代に開祖が現れた、
4.天台宗(最澄) 153万5000人
5.真言宗(空海) 689万人
鎌倉時代以降は、
浄土系(国民の大多数)
6.浄土宗(源空・法然) 602万2000人
7.浄土真宗(親鸞) 1143万3000人
8.融通念仏宗(良忍) 12万4000人
9.時 宗(智真・一遍) 5万9000人
禅 系(禅宗という宗派はなく以下の3つ)
10.臨済宗(栄西) 110万9000人
11.曹洞宗(道元) 156万人
12.黄檗宗(隠元) 30万人
法華系(日本の仏教系新宗教団体の多く)
13.日蓮宗(日蓮) 389万6000人
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信者数規模で言えば、
いちばん多いのが、
親鸞の浄土真宗
次が、空海の真言宗です。
真言(しんごん)とは、
サンスクリット語の「マントラ」の訳語で、
仏の真実の言葉という意。
真言宗(しんごんしゅう)は、
9世紀(平安時代)初頭に
空海が中国(唐時代)の長安に渡り、
青龍寺で恵果から学んだ
密教を基盤としています。
真言宗では、万物は大日如来と
深いかかわり合いを持っていると考えます。
真言密教以外の教えは顕教とし、
それは真言密教の一部であり、
密教に到達するまでの過程としています。
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今日は、真言宗の位置取りを知るための
仏教全体像のお勉強でした。
真言密教の教えを、現代を生き抜く知恵に!!
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