おはようございます。
おのころ心平です。
月と太陽と地球の
角度がちょうど90度になり
上弦の半月を迎えます。
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ところで僕は、
日本の女性のココロとカラダには誰にも
竹取物語DNA
が刻みこまれていると思うのです。
夜空を見上げて
なぜか月に帰りたくなる衝動…。
月には日本女性の、
かぐや姫遺伝子を刺激する
何らかの因子があるに違いない…。
…と、
しかし、日本の古代史をひも解いてみると、
こちら、宮崎市観光協会の発行する
リーフレットに掲載されている
日向神話と中心とした神々の系図。
↓
こちらは、神奈川県神社庁が発行している無料冊子。
↓
それぞれ赤線で囲ったのが、
月読命(ツクヨミノミコト)です。
あれまー、
男性神だったのねー。
一方、
天照大神(アマテラスオオミカミ)
は女性神です。
おとといお送りしたように、
ヒンズー教では、
太陽神スーリヤは男性神、
月神チャンドラは女性神、
ギリシア神話では
太陽神アポロンは男性神、
月の女神はアルテミス
なのに、
日本では反対なんです。
ちなみに、もう一人いる、
いかつい男性神が
須佐之男命(スサノオノミコト)。
古事記では、
黄泉(よみ)の国を脱出した
伊弉諾尊(イザナギノミコト)が、
禊(ミソギ)をした際、
右の目を洗って化生した第二神が、
月読命(ツクヨミノミコト)
となっており、
天照大神(アマテラスオオミカミ)の弟で、
須佐之男命(スサノオノミコト)の兄なのです。
***
月読命。
月弓尊。
月夜見尊。
月讀尊。
つくよみのみこと。
ツクヨミノミコト。
月読は、もともと、
ツクヨミ が本当なのですが、
あえて僕は、
ツキヨミと表記しています。
そして、このたびの連続講座では
単に、月のカラダへの作用という
実用学にとどまることなく、
月の神話や月の文学の
世界比較などを通じて、
東洋人独特の、
月との付き合い方を
考察してみたいと、
思っています。
月の情感を詠む、
月の満ち欠けを読む
月のカラダへの影響を読む
ツキを呼び込む…
月を読む人、ツキヨミビト…。
6月開講、受講生募集期間は5月7日まで!!
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150422/23/onocoroshinpei/6a/7f/j/o0719072313284080985.jpg?caw=800)