コンプレックスとセルフイメージと。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


コンプレックスという

言葉の意味を、

ちょっと整理しておきましょう。


一般的に

「コンプレックス」と言う時は

「劣等感」の同義語として、

扱われている傾向があります。


また、

セラピーやスピリチュアルヒーリングに

関わっている人にとっては、


コンプレックスとは、

「過去のココロの傷」…

=幼少期に

からかわれたことやいじめ


あるいは


=思春期に

誰かから言われた傷ついた言葉


などとリンクして

とらえることも多いかも

しれません。


場合によっては、


=学校の成績や、

=スポーツや文化活動における優劣など、


「他人からの評価」に対して

刺激される過去の心理的反応

としてとらえられることもあるでしょう。


***


心理学用語

(特に深層心理学諸学派)で用いられる

コンプレックスという言葉は、


「感情複合」と訳されます。


ユングの定義によれば、

コンプレックスとは、
何らかの感情によって統合されている


心的内容の集まり


を言い、

ある事柄とは本来は無関係な感情とが
結合された状態を指すようです。


つまり、

こんがらがって、


いま現実に向き合ってる事柄から
連想刺激を受け、

過去の感情までからんでくる状態


とでもいえばいいでしょうか。

それゆえ、コンプレックスは


「葛藤」


と訳されることもありますね。


そういう場合は特に、


フィーリング・トーンド・コンプレックス
(Feeling Toned complex)


と呼びます。



***


しかし、もっと原義に

さかのぼって言うなら、


complexとは

=1 複合の,いくつかの部分から成る,
=2 複雑な,入り組んだ


という、

ただそれだけの意味になります。


複雑になっている、

と、それだけ。


だから、

コンプレックスに対する
取り組みとしては、


簡単にすること。
分けて考えること。



***



これだけの情報の

行きかう現代社会においては特に

思考のコンプレックスは、

毎日起こります。


頭の回転のいい人には、
いま口にしていることとは

違うことを
すでに頭の中で

考えてしまっている…。


さらにそこに、

自分でも気づかない
ココロの領域までからんでくる…。


だから、


伝達エラーは起きやすいのです。


コンプレックスに
「いい悪い」はありません。


ちょっと、頭とココロが

複雑になっているだけ。


そこには、お互いの
コンプレックスが

働いているというわけです。


***



いや、そんなのない!
と強情をはるより、


「あ、ちょっと複雑になってたね」
「あ、いまからんでたね」


といって、

ごめん、と言えれば
とても幸せですよね。


そんな幸せ、

手に入れよう!!


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