お肌のタイプ論。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


定期的にお送りしております、

会話形式スタディ。


今日は、お肌のタイプ論について。


ナビゲーターのさおりさんと。


さ:さおりさん


お:おのころ



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さ: 先生ー、私のお肌は何タイプなんでしょう?

お: さおりさんは、肝臓タイプだろうね。お肌の調子、食べ物によるでしょ。

さ: ぎゃぎゃ。食べ物に、よります、よります。

お: 肝臓は、腸から栄養分を取り込み、これはいらない、これは要るって
   判別してるんだね。肝臓の代謝に合格したものだけが血液に入っていける。
   不合格者はいわゆる「解毒」されて、腸に戻されるんだよ。

さ: 私のお肌、肝臓さんの調子に左右されてるんですか。
  
お: 血液に入った栄養の状態が、お肌に出やすいタイプだよね。
   肝臓は「溜めた怒り」に弱いからね。
   封印した怒りっていうのは、肝臓の入ってきたものを

   理解する能力・判別能力を邪魔しちゃうんだ。

さ: 封印って。私そんなに怒ったりしませんケド(  ̄へ ̄)!

お: って、今、怒ってるよね…。


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さ: ほかに、どんなタイプがあるんですか?

お: カサカサしやすい肺タイプ。呼吸が浅くなってる人に多いね。

さ: 呼吸が浅くなると、どうしてお肌がカサつくんでしょうか。

お: お肌の保湿力ももちろんだけどね。東洋医学では、肺は「天の気」というのを
とり入れる働きをしているんだ。そして、それはカラダの活動上は「陽気」と
いうものになる。陽気って、もともと東洋医学の言葉なんだよ。  

さ: 陽気な気分、の陽気ですよね、へー。
   で、その陽気がお肌のカサつきを防いでくれると?

お: うん。陽気は、カラダ全体を包み込むようにして保護してくれるんだ。外気と
   体温の調節もしてくれるし、環境に合わせてお肌を緻密にしたり、緩めたりもね。
    
さ: 呼吸が浅くって、陽気がじゅうぶんまわらないと、お肌の保護の力が落ちて
   しまうということですね。

お: そう。昔、乾布摩擦って健康法があったんだけどな。今の人はしらないかな。
   皮膚をきたえることで呼吸器系を強くし、風邪をひかないカラダづくりを
してたんだよ。皮膚と肺がつながっているのを知っていたんだね。


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さ: なんだかお肌って、内臓の鏡みたいですね。次は腎臓タイプかな?

お: はい。腎臓タイプの特徴は、お肌にツヤが出なくなることですね。
   顔が黒っぽく見えて、なんだか覇気がない感じ。…僕も時々なるけどね。

さ: えー、先生、腎臓タイプ?

お: 腎臓の上にちょこんとのっかっているのが、副腎なんだけど、ここは
   有名な副腎皮質ホルモン、別名ステロイドホルモンを出すところだよ。
  
さ: え? ステロイドって、お薬なのでは?

お: そのお薬はもともと体内で天然に出ているホルモンを模してつくったものなんだ。

さ: へー、そうなんですか。

お: その天然のストロイドホルモンはね、お肌では、ヒアルロン酸って成分を守る
   働きがあるんだ。
  
さ: ヒアルロン酸、知ってまーす。保湿成分ですよね。

お: そのヒアルロン酸、1日分が、夜寝ている時に補給されるんだね。
   そして、日中には、紫外線とか浴びたりしてどんどん壊れ出す。
   それを防ぐ役割を、天然ステロイドさんがやってくれてるんだよ。

さ: ってことは、寝不足とかで副腎が疲れちゃったら、お肌のツヤが保てませんね。

お: そう、それに腎臓や副腎は、恐れや不安ってストレスにも弱い。
   特に未来の不安、まだ来てもいないことへの不安に敏感に反応するね。

さ: 未来の不安?

お: ああなったらどうしよう? こうなったらどうしよう?ってやつさ。
   カラダの反応って、イメージと実体験とでそんなに区別はしないからね。
   最悪な未来をイメージするだけで、その分、まだ来ていない未来にエネルギー
   を奪われちゃうんだよ。

さ: うー、(先生も腎臓タイプのくせにー…)


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お: 最後に、胃腸タイプ。これはかゆみや、はれ、むくみなんかを起こしやすい
   人だね。

さ: それ、私も時々起こりますよ。

お: ってことは、さおりさんは「イカンゾウ」タイプだな。

さ: は? 何ですかそれ。

お: いや、胃と肝臓で、イカンゾウ…。
  
さ: あのー。…(説明までしてしまいましたね)。

お: ま、まあ、胃腸タイプは、胃酸の分泌のタイミングが悪い人なんだ。
   僕の見るところ、時間にしばられるタイプの人が多いね。

さ: 時間ですか。

お: 胃酸って強烈な酸なんだけど、これを誘導する物質のひとつが
   ヒスタミンなんだよ。

さ: ヒスタミンって、かゆみ物質ですよね。

お: 皮膚のヒスタミンが、胃にもいるんだね。そのヒスタミン、弱アルカリ環境で
   反応するんだ。アルカリ環境を中和しようとして酸を誘導する。
これは皮膚でもいっしょなんだよ。お肌は弱酸性がよいって聞くでしょ。

さ: んー、先生、ちょっとややこしくなってきましたよ。
   つまり、アルカリに傾くとヒスタミンが出やすいということですか。

お: そう。アトピー性皮膚炎の方なんかには、このタイプが多いね。
食べ物が入ってきたのに十分、胃酸が出ない。逆に、胃が空っぽなときに、
   ストレスで胃酸が出るときもある。胃腸の酸・アルカリバランスが極端に
   なっていて、そのおかげでヒスタミンが過敏になるんだ。

さ: さっき、それは時間にしばられるタイプっておっしゃいましたけど?

お: うん。つまり、食事中にいろいろ他のことを考えるタイプなんだね。
   あれしなきゃ、これしなきゃって、だから、今してることが見えない。
   カラダは「この人、リラックスしてんのか、緊張してるのかー」って
   わからなくなる。結果、胃酸をいつ分泌していいかタイミングを見失うんだね。


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さ: なるほどー。先生、今日は4つのタイプをお聞きしましたけど、ほかにも
タイプはあるんですか?

お: そうだね。今日はかなり単純化して話してしまったけど、お肌って、
   複雑な要素がからみ合って、その時々の状態になるからね。
   タイプ分けしたけど、じつは一人一人、全部の要素を少しずつ持ってるんだよ。

さ: なんだ、じゃあ、私、イカンゾウタイプだけじゃないんですね。

お: まあ、特徴はあるから、お肌の様子をよく見ながら、
  「ああ、今は肝臓フォローだな」なんて参考にして下さい。

さ: はい、先生ありがとうございました。先生も腎臓に気をつけてー。

お:(あ、…ありがとう)



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