おはようございます。
おのころ心平です。
歯の総数は成人で32本。
前歯、糸切り歯、奥歯と呼ばれるように
大きく3つに分けられ、
それぞれ役割が違います。
野菜などを噛み切る
……前歯(門歯)
肉を引きちぎる
……糸切り歯(犬歯)
穀物をすりつぶす
……奥歯(臼歯)
それぞれが占める役割は、
臼歯5 対 門歯2 対 犬歯1。
これを食べ物に当てはめると、
穀物=5、野菜=2、肉類=1
この割合が、歯の役割に適した食べ方
ということになります。
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そしてさらに注目したいのが、
3つの唾液の状態。
最も身近な消化液である「唾液」は
口の中の3カ所から分泌しています。
それが三大唾液腺と呼ばれる、
耳下腺、顎下腺、舌下腺
です。
どのような食べ方をしたかによって、
3つの唾液腺のうち、
刺激される場所が変わります。
奥歯ですりつぶすようにして噛む
……耳下腺
顎全体を使って食いしばるように噛む
……顎下腺
前歯で噛み付くようにして噛む
……舌下腺
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最もサラサラしたものが
耳下腺で、顎下腺、舌下腺の順で
粘度が増していきます。
この唾液の特徴を活かし、
食事中、唾液を上手に
ブレンドすることができれば、
さらに消化力が高まり、
効率よく消化できるようになります。
それには、
濃度のグラデーションを
つけて食べることが理想的なのです。
基本1 まずは野菜から食べる
基本2 野菜の次は、肉や魚など
タンパク質のおかずを食べる
基本3 ごはんなどの穀物は
最後に食べる
この〝食べ順〞を続けると、
免疫性に富んだ唾液を充分に
分泌させることができます。
さらに、これが習慣化されると、
〝物事への理解度〞が上がり、
優先順位がつけられるようになります。
消化がよい人は理解力もアップするのです。
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