ダイエットとは「心理学」である。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


ダイエットに関する過去の記事を

探っておりまして、

ちょうど3年前の記事で、


これは、かなり本質的だというものを

見つけましたので、

ぜひ紹介しますね。


***


み:みちる(きれココナビ)


お:おのころ心平



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み: 先生、お久しぶりです! ご機嫌はいかがですか?

お: お、みちるさん、そういうみちるさんは?

み: はぁ、なんだか、ダイエットに取り組んでいる場合じゃないだろって
   気分です。

お: 震災の報道を見てですか?

み: そう。震災に見舞われ、食糧も、お風呂もおぼつかない方々からすると
   わたしって、とんでもないお気楽さんなのよねって。

お: そうですか…。みちるさんは、震災の報道の中で
   どんなニュースに気持ちがひかれました?

み: そうですねぇ。やっぱり避難所の方々の生活ですね。

お: どういうところに?

み: 限りある食料を配給制にしてみんなで分け合っていた様子をみて、
   なんだか、とてもせつない気持ちになりました。

お: なぜ?

み: なぜって…。
   こんなに豊かな国なのに、地震や津波で一瞬のうちに食べ物や
   電気や水道がなくなってしまうんですよ。今回は東北でしたけど、
   わたしたちだっていつ何時、そういうことに遭遇するかわからない。
   おトイレなくなったら、女性はほんとうにつらいだろうなって。
 
お: そうですね…。

み: わたしって、ちょっと太っているけど幸せじゃないの!って思いました。
   ダイエットに取り組めるなんて、平和で飽食だからこそできること。

お: 食べ物がない状況ならダイエットって意味をなしませんよね。

み: そうでしょ?声高らかにダイエット!!なんて言ってていいのかしらって。 

お: 今回の震災では、個々人がそれぞれいろんなものを
   見せられているんじゃないかと思います。
   たーくさんあるニュースの中で、みちるさんは、食べ物の配給や、
   不便な生活を強いられている方々にフォーカスしたわけですよね。

み: フォーカスですか?

お: 今回の震災では原発という問題もありますし、政府の対応、外国の反応、
   不明者の遺体収容、支援の在り方など、たくさん場面があると思うんです。
   その中で、みちるさんのココロをとらえたのは、避難した人々の暮らし
   なんですよね。
  
み: はぁ…、わたしも家庭をもつ主婦だからですかね。


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お: でも、どのニュースに強く目を向けるかに、その人の
   ココロが投影されているんです。

み: 投影?

お: みちるさんの場合、やっぱり「食べ物」に投影するんでしょうね。

み: げげ! 先生、いやな言い方じゃないですか、それ。

お: でも、食べ物が十分いきわたらない状況を見ると、ココロが
   落ち着かなくなるわけでしょ。それは、なぜでしょう?

み: うー、それは、みんなが楽しく豊かにいられる象徴が、
   食べ物だからです。

お: なるほど、豊かさの象徴か。

み: 食べ物がないなんて…、
   わずかしかないものを分けなきゃいけないなんて…、
   それを、みんなが取り合いになったら悲しいでしょ。

お: そうですね。限られたものをみんなが取り合いになるのが怖いんだ。

み: 怖いっていうか…、そんな状況になったら悲しいじゃないですか。

お: なぜ、悲しいんでしょ?

み: 先生、今日は質問攻めですね。
   うーん、なぜかな…?「わたしはいいです」なんて、人間、
   我慢にも限界があると思うんです。

お: それは、なぜ?

み: もう! 先生、なぜなぜ攻撃はやめて…、
   …あ! わたし、子供の頃、貧乏だったからかな。

お: え?

み: うちね、兄弟姉妹も多かったんで、食卓を囲んで、なんだかいつも
   緊張状態でした。「いいよ、いいよ」ってみんなで遠慮してたり
   しながら… でも、みんなおなか一杯食べたくてしょうがなかった。

お: ほう。

み: 先生、わたしね、今、自分の子供たちにも「たーんと食え」と
   言うんです。「わたしはいいから」っていうのもクセですね。
   でも、残り物とか食事の合間の間食とかはたっぷり食べるんですけどね。

お: なるほど。食べ物が十分あると豊かで幸せ。
   豊かさをみんなと分かち合いたい。

み: そうです。

お: でも、みちるさんは個人的には食べ物に対してとっても我慢してきた
   経験がカラダにしみついてるわけですね。

み: そうですね。

お: なんか、ダイエットの真因が見えてきたな。

み: わたしのダイエットの欲求はそこからきてるんですか…。


→夕方記事につづく。



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