おのころ心平です。
今回は、便秘と下痢の
心理的なお話を。
大腸は、細かく見ると、
上行結腸
↓
横行結腸
↓
下行結腸
↓
S字結腸
↓
直腸
という構造になっています。
カラダの正面から見ると、
便の動きは、大腸の構造に沿って
「時計回り」になっているのです。
便の動きは、時計に敏感です。
「早くしなきゃ」
と思えば早く進んで
下痢に。
「ちょっと待ってー」
とか「そのうちに」、
「後でやろうーっと」
と思えばゆっくりになって
便秘に。
いずれも、時計のリズムに
左右されています…。
快便とは、
日常において
適正なタイミング、
適正なリズム、
自分のリズムを生きている結果なのです。
※ ※ ※
ところで、
現在、男性のがん死亡率で一番高いのは、
「肺がん」なのですが、
では、女性のがん死亡率は?というと、
それは「大腸がん」なのです。
東洋医学では、
(陰) (陽)
肝臓 胆のう
腎臓 膀胱
脾臓 胃
心臓 小腸
と、それぞれの臓腑で
陰陽のバランスを
とっているとされていますが、
上と同じように、
肺が、陰で、
大腸が、陽。
肺と大腸は、東洋医学的に
陰陽の関係で
バランスしているのです。
***
この陰陽の関係が、
男女のがん死亡率に表れているのは、
何か深ーい因果関係を示唆しているようで…。
たしかに、
男性には、下痢が多く、
女性に、便秘が多いのも、
不思議と言えば不思議。
大腸は、
パートナーシップが
表れやすい器官なのかも
しれません。
パートナーとの
タイミングのずれを感じる時、
男性は下痢に、
女性は便秘に?
もちろん、
そればかりではないでしょうが、
長らく続く便秘や下痢があったなら、
パートナーとの
タイミングのずれや、
言葉のかけあい、
呼吸のずれを
考察してみましょう。
8月24日(日)、大阪で開催、
ココロとカラダの不思議な関係、
ぜひ聴きに来てください。