おなかをすぐこわす人へのヒント(2) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

朝からの続きです。


***


◆ポイント2


「呼吸が浅い!」

喫煙をする人がしない人と
比べて発病しにくいとされている点です。


たいていの病気には喫煙の害が指摘されているのに、
こと潰瘍性大腸炎については、喫煙者の方が
この病気にかかる確率が少ないという事実があります。


でもこれは、タバコに含まれる何らかの成分が

この病気に有効、というようなことではなく、
「呼吸の深さ」に関係しているのだと思われます。


喫煙は「ぷはー」と深く吐き出す行為だけを見れば、
深呼吸をしているとも言えるからです。


東洋医学では、「五行配当」の考えがありますが、
木火土金水(もっかどごんすい)の「金」の項目を
下にずーっと下がってもらうと、



【肺—大腸—鼻-皮・毛—悲】


という関連が示されています。


肺と大腸は、陰と陽をなす

対の臓腑と見なされているのです。


人間、緊張したり、焦ったりしていると

呼吸は浅くなるものですが、


潰瘍性大腸炎の方を見ていると、

ほんとうに呼吸が浅くなっている方が多いです。


「腹式呼吸」などと言うように、

肺と大腸の関係は、
深い呼吸によっておなかの筋肉を使い、
腸に対して十分な血液循環をうながす作用を

示しているのです。


夕方につづく。



***


感情は大切なんだけど、

「とらわれ」はよくない。

   ↓

おのころ心平 - ココロとカラダの交差点


『怒り・不安感情にとらわれると病気になる』



潰瘍性大腸炎の不思議な特徴は、