皮下脂肪のしくみを脂肪肝にみる。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


昨日の記事からのつづきです。


「冷え」とおなか周りの脂肪にそんな関係が!?


そろそろダイエットを始める季節になりますね。


多機能な脂肪組織…、


実はなかなかに重要な働きをしています。


ホルモンの材料となったり、

細胞の膜をつくったりする保護作用もしているのです。



皮下脂肪などは敵視されることが多いのですが、
保温効果や、なんと、カラダの中にたまった有毒な金属毒も
コーティングしてしまっておくという役割
も担っています。


そのまま置いておいては危険な沈着物質が

カラダの他の組織に危害を加えないように、

脂肪組織がそれを包み込んでしまうわけです。



***



これは、「脂肪肝」にも見られる現象です。

脂肪肝というと、何だか肝臓の表面に

べったりまとわりついた脂肪を

イメージされる方が多いかもしれませんが、

それは間違いです。


肝臓というのは、成人だと約2500~3000億個の
肝臓細胞で構成されています。


肝臓にぎっしりとつまった無数の肝臓細胞。
ところがその中に、細胞内部にたっぷりと

「脂肪」を溜め込んだ細胞が出てきます。


顕微鏡などで肝臓断面の様子をみてみると、
まるで滴(しずく)のように見える細胞があり、
これを「脂肪滴(しぼうてき)」と呼ぶそうです。



脂肪肝とは、この「脂肪滴」がたくさん増えて、
肝臓全体の30%を超えた状態を言うのです。


脂肪が肝臓に溜まってしまうということは、
肝臓にとって害になる毒素をコーティングして

肝臓を守っている、とも見ることができるのです。


キケンな毒素を脂肪でコーティングしていった結果、
その毒素が多いだけ、「脂肪肝」が進んでしまう

というしくみです。



***


肝臓というのは、細かく見れば

500種類以上ものはたらきを持っているそうで、
次から次へと送られてくる門脈血を分解し、代謝し、
どんどん仕分けしなければならないので、

とにかく忙しいのです。



こうした仕分け作業に必要なのは、

相手をしっかり「見極める」ことですから、
たとえキケンな毒だとしても、肝臓は丁寧に
まずは相手を理解しようとすることから始めます。



肝臓の働きに必要なのは、冷静な「洞察力」と
「相手をわかろうとする気持ち」の余裕なのです。


ところが、休む間もなく働いていると、

肝臓の仕分け作業も鈍ってきて、
「これはちょっと後で仕分けしよう」ということになります。



その在庫梱包財として「脂肪」が使われるわけなのです。
後で仕分けするために脂肪で固めて置いておく、

これが脂肪肝なのです。


***


沈着物質のうち、金属毒とは、

アルミや鉛、微量ですが、水銀なども。

現代生活を送る限り、その侵入は避けられません。


だから、せっかくダイエットに取り組んだとしても、

金属毒が沈着したカラダには、脂肪はまたついてしまう。


では、どうしたらいいのか?


金属毒を排出するためには、

良質ミネラルが有効です。


電解質ミネラルを使って、イオンのプラスマイナスで

くっつけて、体外に流し出してやるのです。


暖かくなってきたら、ぜひ良質な水をこまめに摂りましょう。

水は、この世でもっとも分解力のある物質ですから。


***


ココロで応援する有効なダイエット方法も収録。


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