副腎皮質の気持ち(1)…「人使いあらすぎですよー」 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


予防接種、抗生物質、ステロイド、ピル、抗がん剤…。


ステロイドとどう付き合うか?


ステロイドホルモンは、もともと体内で合成されている。


を受けて、


今日は、ストロイドについて

3回シリーズでお送りします。


副腎皮質モルモンの気持ちになって

体内環境を見つめてみましょう。



***


…さて、では、


その副腎の分泌の力が低下するとは、
どういうときなのでしょう?


それはズバリ!

自前の副腎皮質ホルモンの消費が
やたらと進んでしまうときです。



■その1 あたまを使いすぎるとき■



脳は100%ブドウ糖をエネルギーにしています。
頭が疲れると、甘いものが欲しくなりませんか?


そういう時は血糖値が下がっているときです。
エネルギーが足りなくなるからです。



それでチョコレートとか、飴玉とか食べますよね。
そうすると、今度は急激に血糖値が上がることになる。
この血糖の動きに、翻弄されるのが副腎皮質ホルモンです。



副腎皮質ホルモンは、一部、肝臓に作用し、
グリコーゲンとして貯蔵されている糖分を分解し、
血液中のブドウ糖を増やすサポートをします。



【副腎皮質ホルモンさん談】

  ↓


「えっ? いま僕が、糖分の体内貯蓄を分解して
 血液に糖を増やそうと思ったのに。
 チョコが入ってきた? もういいの? 
 ああ、なんだタイミングずれちゃったなー」


■その2 腸管と肝臓が冷えているとき■


タンパク質は胃液のほか消化液で分解され、
小腸で吸収される頃には、アミノ酸という
小さな分子にまで分解されます。


ところがカラダが冷えている人、
とくに、腹部の冷えがある人は、
これが十分に分解されません。


高分子のタンパクのまま腸内に置いておくと、
毒素やガスを発することがあるので、
タンパク代謝を促進する副腎皮質ホルモンが
借り出されることがあるのです。


【副腎皮質ホルモンさん談】

   ↓


「おいおいー、タンパク質の分解なんて
 本来、腸の消化液さんたちがやる仕事じゃないの? 
 何で俺たちが…人使いあらすぎですよー、
 冷やしてばっかいるからそうなるんでしょーがー」


***


カラダは部分では機能しない。

カラダ全体への視点があってこそ、

部分に起こる症状の意味が見えてくる…


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