おのころ心平です。
フレデリック・M・アレクサンダー 1869年~1955年
↓
エルザ・ギンドラー(センサリー・アウェアネス)1885年~1961年
↓
アイダ・ロルフ1896年~1979年
↓
モーシェ・フェルデンクライス1904年~1984年
以上までが4大ボディワーク。
その他の各種ボディワークについて、
BABジャパンさんから出る本は、
僕も重宝させてもらっています。
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アメリカで五大ボディワークまで数えるなら、
多くの影響を残したという意味で、
ローゼン・メソッドを上げる人も多いでしょう。
マリオン・ローゼン(ローゼン・メソッド)1914年~2012年
そのタッチのやさしさが特徴的で、
施術者による一方的な指導というものではなく、
施術者とクライアント双方の「気づき」を大切にします。
スピリチュアリティに富んでいますが、
あくまで理学療法的範囲を逸脱しません。
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ハンナ・ソマティックス…
ハンナ、なんて
きわめて女性的な名前ですが、
創始者は、トーマス。
トーマス・ハンナ 1928年~1990年
は、がっつりおっちゃんです。
センサリーモーターアムネジア(SMA)
という独自の概念が特徴的です。
SMAは、センサリーモーター(感覚運動)
システムの機能障害と言えます。
私たちの感覚情報は感覚神経を通って脳に送られ、
脳は運動の指令を運動神経を通して身体に伝えます。
この感覚と運動のフィードバックシステムが
センサリーモーターシステムです。
センサリーモーターアムネジアは、
その感覚・運動システムがうまく機能しなくなり、
意識的には筋肉の収縮を制御できない状態となり、
常に反射的に収縮が続いている状態です。
ハンナ・ソマティックスは、
アレクサンダー・テクニークとセンサリー・アウェアネスの
技法も継承していますが、
フェルデンクライス・メソッドをベースとしています。
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ポラリティ・セラピー…
ポラリティ・セラピーは、
ボディワークというより
エネルギーワークの色彩が強いですが、
アメリカでは、ポラリティ・セラピー協会が
できるほどに知名度があります。
創始者は、
ランドルフ・ストーン博士 1890年~1981年
こちらはがっつりおじいちゃん↓
オーストリアに生まれですが、
子供のころにアメリカに移住。
最初、牧師の学校で勉強をしましたが、後に、
オステオパシー・ナチュロパス・カイロプラクティックの
ドクターとして活躍します。
1940年代からはインドを度々訪れてアーユルヴェーダを学び、
インド伝統医学と東洋医学、また薬草について多くを吸収し、
そして、パレセルサス・フォン・ホヘンハイムの治療法に出会い、
それら豊富な知識をひとつにまとめて体系づけ、
1960年代にエネルギーワークをベースに、
「ポラリティー・セラピー」を確立しました。
ポラリティーとは
極性(Pole=極)が語源です。
地球や太陽などの自然界全てのものに極があるように、
自然そのものである私たち人間にも極が存在します。
このPoleという存在に主眼をおいて始めたセラピーが
ポラリティーセラピーです。
以上、すべてがBABジャパンさんから出ている本です。
チェックしてみてくださいね。
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ボディワーク&手技療法一覧で解説。
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