おのころ心平です。
午前の記事に引き続き、腰痛について。
整形外科医で、たくさんのアスリートの
ケアと指導もされてきた島田ドクターの本。
1.まずは、危険な腰痛を見極める。
それは、
脊椎カリエス(結核菌による)、腫瘍、
尿路結石、膵炎、子宮や卵巣の病気…
特徴…安静にしていても改善しない。
夜間などかえって痛みが強くなる。
2.つぎに、整形外科医的腰痛かどうか?
それは、
椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など…
特徴…症状が腰だけではなく、お尻や足の方に響く。
また、脊椎分離症…
背骨を反らせるような動作が積み重なり、
椎弓間部に疲労骨折。分離すべり症。
3.上に属さない場合は、
筋肉や関節、靭帯などに原因のある腰痛と診断。
こうした腰痛を引き起こすのは骨や神経ではなく、
筋肉由来が大半。その場合、筋肉疲労と循環障害が原因。
「身体は動かしてナンボや!」と語る通り、
安静ではなく、上手に動かしながら治す腰痛治療法です。
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↑エクササイズ満載本。
腰痛対策ウォーキング法以外にも、
いろいろな日常エクササイズ紹介されています。
すごく理に適っていて、効果抜群。
このほかにもたくさん出版されているので、
ぜひ読んでみてください。
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危険な病気のものでなければ、
とにかく動き、とにかく歩く…。
それが一番の腰痛改善法。
そして、歩くなら、浮足立ってないかを確認!
実際には、
「足の指が浮いた状態」になっていないか?
というもので、足指が浮いたままの歩行は、
本体の足裏3点歩行が、2点になってしまい、
とても不安定になると…。
面白いのは、
右足は地面からの衝撃を吸収する役目、
左足は地面からのねじれを吸収する役目があり、
歩行による衝撃とねじねの吸収は、
足裏の健全なアーチがあってこそという著者の
着眼点。
指先が浮いていると、アーチが消失してしまって
足裏の免震機能、安定機能、運動機能が著しく低下し、
かかと重心の左右差が、カラダにねじれをつくって、
疲労しやすく、また腰痛や膝痛を起こしやすくするという
ことです。
なるほど…、足の指先は大事だぁ。
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さあ、動いて歩いて、腰痛対策。
それでもうまくいかない場合は…?
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