1、2、3、4、5で読み解く代替療法(中) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

朝からの続きです。


長い記事だけど、

すんごい重要なこと書いています。



***


「4」。

★カラダの4つの認識療法★


カラダの認識には、四つあると、

僕は想定しています。

1.息(呼吸)
2.食(消化力)
3.動(運動)
4.想(瞑想)

この四つのカラダ認識は、とても重要です。


外部とのコミュニケーションに、

不可欠なバランスを生じさせているからです。

呼吸法には、さまざまな流派がありますが、いずれも

・吐く

(自己表現:カラダの内側の細胞が生み出した情報を大気に還元)
ここにおりますよー、とこちらの存在を大気に認識させる。

・吸う

(情報収集:大気に含まれる見えない情報を収集、カラダに伝える)
世の中こうなっているよー、とカラダの小宇宙に外部の様子を認識させる。

という意味で、

体外と体内の情報、認識交換が、本質的な役割なのです。


***

同じように「食」は、

物質レベルでの体外情報の認識。

例えば、タンパク質を分解・吸収するのに、

カラダは消化液として、さまざまな消化酵素を分泌します。

消化酵素もタンパク質。
食べたタンパク質と鍵穴のように

拮抗して分泌されるので、

食事のたびに、
少なくとも食べた量の2倍のタンパク質を

消化管は抱えるのです。

各種食事療法や断食が、

なるべく消化管に負担をかけないようなメニューに
なっているのは、消化器官を休ませ、

消化の認識力を取り戻すため。

いま「腸管免疫」がアレルギーの原因と

いわれていますが、消化力と免疫力は
密接につながっているのです。

免疫は少しむずかしい言葉で言うと、

自己と非自己を見分ける能力。
食の「認識力」は、あなたの免疫力を

左右するんですね。


***

「動」は「ヨガ」をはじめとする

各種ボディワークで鍛えることができます。

私たちは、カラダの動かし方に

個人的なクセを持っていますが、

それは、無意識レベルでの

ココロのクセを反映したもの。

ヨガなどに行ってみるとまさしく実感しますが、
ふだんはあり得ないポーズを通して、
ふだんはあり得ない「ココロの状態」を獲得するのです。

めったに使わない筋肉にもココロは宿っています。
めったに使わないからこそ、その筋肉を刺激することで、
ココロの認識の仕方に、バランスをとっていくわけですね。


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「想」とはまさしく、

自己認識の時間。

日本には、有名な「内観法」というのがあります。
 

「してもらったこと、して返したこと、迷惑をかけたこと」

この3つの観点で、自分を見つめていきます。

ほかにも、新渡戸稲造が説いたといわれる「沈思黙考」
マハリシTM瞑想などは、忙しい現代人にとって、
自分と向き合う時間をとる、

そのこと自体が癒やしになるという
「自己認識療法」と言えます。

☞夕方につづく


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