おはようございます。
おのころ心平です。
今月は、「呼吸」をテーマに
お送りしています。
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今回は、先週も少し触れた
口呼吸についてです。
口呼吸に警鐘を鳴らす
日本での第1人者と言えば、
西原克成先生でしょう。
をはじめ、
数々の著作を出しておられます。
西原先生は、40年間、
臨床医を続けている口腔科の医師。
顔やアゴ・口をどのように使えば、
健康の維持や増進に役立つかという
指導もしている稀有なドクターです。
この西原先生をずいぶん前に、
うちで講演会にお招きしたことがあるのです。
そして、その時お聞きしたのですが、
なんと、若いころに、
昨日ご紹介した三木成夫先生の
講義を東京医科歯科大学で受け、
大いに感銘し、
その後、東京大学で、魚類から
人間に到る脊椎動物の形状と進化を
研究。人工骨髄と人工歯根で
世界的な開発をされたのです。
長年の研究を通じて得られた
「口呼吸の弊害」。
先生のお言葉を借りて、口呼吸についての
解説をお送りしましょう。
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自然界を見ると、
哺乳動物は全て鼻で呼吸します。
哺乳動物の中で、
口呼吸ができるのは人間のみ。
人間は、600万年前に言葉を習得し、
しゃべりやすい構造に進化した結果、
口で呼吸ができるようになりました。
しかし、そもそもは、
口は食べ物を摂取する器官、
鼻が呼吸をする器官。
人間以外のほ乳動物は、
気道と食道がつながっていないんです。
鼻は吸気を加温・加湿し、
呼吸するたびに身体をイキイキと
させてくれます。
ところが、口呼吸は、
外気がそのままノドの免疫・扁桃を直撃し、
その部分の体温を0.5℃~1℃下げます。
すると、扁桃組織の機能が低下し、
扁桃がバイ菌の棲み家となります。
そして、血流でそのバイ菌が細胞に広がるのです。
喘息や花粉症の患者のほとんどは口呼吸です。
花粉症になるから口呼吸になるのではなく、
口呼吸だから花粉症になるのです。
膠原病や白血病なども、口呼吸で
扁桃がいつも腫れていることが関係します。
ぜひ鼻呼吸を心がけてください。
胸を張って姿勢を正し、
思い切り胸に空気を入れて、
お腹で息をします。
食事中は、口をきちっと閉じ、
クチャクチャ音を立てないよう、
鼻で呼吸しながらゆっくりよく噛みましょう。
左右の歯を均等に使って30回以上噛むこと。
寝るときには、柔らかい枕を使い、
横向き寝、うつ伏せ寝をしないことです。
就寝中に唇にテープなどを
貼ったりするだけで、ずいぶんと
口呼吸を防げます。
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口呼吸から、鼻呼吸へ…。
鼻(び)呼吸は、美呼吸なのだと、
先生は強く語っていらっしゃったのでした。
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カラダのしくみ、しっかり考察する。
2月2日(土)東京会場を
皮切りにいよいよ開講!!
★福山教室 満席!ありがとうございます。
・2/4開講 代替医療ことはじめ講座
・2/4開講 マッピングマスター講座
★名古屋教室 満席!ありがとうございます。
・2/5開講 代替医療ことはじめ講座
・2/5開講 マッピングマスター講座
★大阪教室 満席!ありがとうございます。
・2/13開講 代替医療ことはじめ講座
・2/13開講 マッピングマスター講座
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以下、まもなく満席!
・2/2開講 代替医療ことはじめ講座
・2/2開講 女性のカラダづくり講座
・2/7開講 代替医療ことはじめ講座
・2/7開講 女性のカラダづくり講座
・2/9開講 イメージとカラダ「妄想力」講座
・2/9開講 マッピングマスター講座
・2/14開講 イメージとカラダ「妄想力」講座
・2/14開講 マッピングマスター講座
★神戸教室
・2/14開講 代替医療ことはじめ講座
・2/14開講 マッピングマスター講座
★福岡教室
・2/15開講 マッピングマスター講座