口は本来、息をするようにはできていない。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


今月は、「呼吸」をテーマに

お送りしています。


***


今回は、先週も少し触れた

口呼吸についてです。


口呼吸に警鐘を鳴らす

日本での第1人者と言えば、


西原克成先生でしょう。


おのころ心平 - ココロとカラダの交差点



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をはじめ、

数々の著作を出しておられます。


西原先生は、40年間、

臨床医を続けている口腔科の医師

顔やアゴ・口をどのように使えば、

健康の維持や増進に役立つかという

指導もしている稀有なドクターです。


この西原先生をずいぶん前に、
うちで講演会にお招きしたことがあるのです。


そして、その時お聞きしたのですが、
なんと、若いころに、

昨日ご紹介した三木成夫先生の

講義を東京医科歯科大学で受け、


大いに感銘し、

その後、東京大学で、魚類から

人間に到る脊椎動物の形状と進化を

研究。人工骨髄と人工歯根で
世界的な開発をされたのです。


長年の研究を通じて得られた

「口呼吸の弊害」。


先生のお言葉を借りて、口呼吸についての

解説をお送りしましょう。



*****


自然界を見ると、

哺乳動物は全て鼻で呼吸します。


哺乳動物の中で、

口呼吸ができるのは人間のみ


人間は、600万年前に言葉を習得し、

しゃべりやすい構造に進化した結果、

口で呼吸ができるようになりました。


しかし、そもそもは、


口は食べ物を摂取する器官、

鼻が呼吸をする器官。


人間以外のほ乳動物は、

気道と食道がつながっていないんです。


鼻は吸気を加温・加湿し、

呼吸するたびに身体をイキイキと

させてくれます。


ところが、口呼吸は、

外気がそのままノドの免疫・扁桃を直撃し、

その部分の体温を0.5℃~1℃下げます


すると、扁桃組織の機能が低下し、

扁桃がバイ菌の棲み家となります。

そして、血流でそのバイ菌が細胞に広がるのです。


喘息や花粉症の患者のほとんどは口呼吸です。


花粉症になるから口呼吸になるのではなく、

口呼吸だから花粉症になるのです。


膠原病や白血病なども、口呼吸で

扁桃がいつも腫れていることが関係します。


ぜひ鼻呼吸を心がけてください。


胸を張って姿勢を正し、

思い切り胸に空気を入れて、

お腹で息をします。


食事中は、口をきちっと閉じ、

クチャクチャ音を立てないよう、

鼻で呼吸しながらゆっくりよく噛みましょう。

左右の歯を均等に使って30回以上噛むこと。


寝るときには、柔らかい枕を使い、

横向き寝、うつ伏せ寝をしないことです。


就寝中に唇にテープなどを

貼ったりするだけで、ずいぶんと

口呼吸を防げます。



******



口呼吸から、鼻呼吸へ…。

鼻(び)呼吸は、美呼吸なのだと、

先生は強く語っていらっしゃったのでした。



***



カラダのしくみ、しっかり考察する。

自然治癒力学校2013


2月2日(土)東京会場を

皮切りにいよいよ開講!!


★福山教室 満席!ありがとうございます。

・2/4開講 代替医療ことはじめ講座

・2/4開講 マッピングマスター講座



★名古屋教室 満席!ありがとうございます。

・2/5開講 代替医療ことはじめ講座

・2/5開講 マッピングマスター講座


★大阪教室 満席!ありがとうございます。

・2/13開講 代替医療ことはじめ講座

・2/13開講 マッピングマスター講座


***


以下、まもなく満席!



東京教室(土曜日)

・2/2開講 代替医療ことはじめ講座

・2/2開講 女性のカラダづくり講座


東京教室(木曜日)

・2/7開講 代替医療ことはじめ講座

・2/7開講 女性のカラダづくり講座


東京教室(土曜日)

・2/9開講 イメージとカラダ「妄想力」講座

・2/9開講 マッピングマスター講座


東京教室(木曜日)

・2/14開講 イメージとカラダ「妄想力」講座

・2/14開講 マッピングマスター講座


神戸教室

・2/14開講 代替医療ことはじめ講座

・2/14開講 マッピングマスター講座


福岡教室

・2/15開講 マッピングマスター講座