三大呼吸法って? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

こんばんわ、おのころ心平です。


今週は、呼吸についての記事を

書き進めております。


みなさんは、明治・大正にかけて、

三大呼吸法なるものが存在したことを

ご存知ですか?


今回は、その3人の創始者について

ご紹介しましょう。


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■藤田 霊斎(ふじたれいさい)1868年-1957年


「調和道丹田呼吸法」(ちょうわどうたんでんこきゅうほう)の創始者。
真言宗智山派僧であった藤田が、白隠禅師の「夜船閑話」をもとに、
東洋古来から多くの先哲が実践してきた呼吸法の真髄をつかんで
体系化した腹式呼吸法。
二木式腹式呼吸法、岡田式静坐法と並び三大呼吸法と称される。
調和道丹田呼吸法は現在に至るまで受け継がれ、公益社団法人調和道協会の
現在の会長は、かの日野原重明氏。


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■岡田 虎二郎(おかだとらじろう) 1872年 - 1920年


「岡田式静座法」(おかだしきせいざほう)創始者。
生まれつき虚弱であったが、
13~4歳の時に一種の霊感を受けたといい、
心身が一変、強健となって以来心身の改造に志す。
1899年渡米し、帰国後多くの共鳴者を得た。
岡田が唱えた「自然の理法」には、本来的な思想面と
「静坐法」を通じての健康増進的な側面とがあり、
「自然の理法」の思想的な面に共感して、
岡田の門下生になった人物では、
元・代議士で社会運動家の田中正造や
キリスト教的社会主義者の木下尚江が有名。


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■二木 謙三(ふたきけんぞう)1873年 - 1966年


「二木式腹式呼吸法」の提唱者。
伝染病を研究した医学博士で、東京帝国大学医学部の教授。
ノーベル医学賞の候補になったとも言われる。
日本の医学界の重鎮であったと同時に、民間療法一般に
理解があった。自身、幼い頃から病気がちで、
それが原因で小学校の入学が二年も遅れるほど。
虚弱体質を克服するため、腹式呼吸、冷水摩擦、
駆け足などを熱心に実行し、それが二木式健康法を体系化する
素養となった。後の大きな影響を受けた人物に、

塩谷信男氏がいる。


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このほかにも、僕のオフィスの書棚にある

呼吸関係の本をざーっと並べてみました。


明日の朝のブログでご紹介しますねー!



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