胆のうにたまる感情…
それは、憎しみ。きゃー。
怒り=肝臓というのは、よく聞きます。
胆のうは、肝臓で作られた胆汁を
一時的に貯蓄すると同時に、
8~10倍まで濃縮します。
もし、肝臓にたまった怒りが、
胆のうで、8倍に濃縮されたなら…。
それは、憎しみ。きゃー。
***
肝臓で行われる大事な働きに、
「解毒」があります。
消化管からの血液のほとんどは、
門脈という特殊な血管を経て、肝臓に注いでいます。
肝臓は消化管粘膜で吸収したものを
最終チェックして、要・不要を吟味し
きれいな血液のみを全身に送っています。
血液中に入る前に、不要なものを分解する…。
そしてまた、体内発生した尿素やステロイドホルモンなどの
物質の代謝、解毒、不活性化などを処理するのも肝臓です。
血液中の有害な物質を、
害のない形に変えて捨て去る…。
そう、これが解毒。
こうして解毒された各物質は、
胆汁にのせられて、胆のうへと送り込まれます。
肝胆相照らす仲。
胆のうは、肝臓で解毒・分解したものを
しっかりと引き受ける器官なのです。
胆のう的才能4 引き受ける覚悟がある
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