午前の記事からの続きです。
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僕らの欲求を阻む障壁には、
次のようなものがあります。
○物理的障壁（天候・時間・距離など）
遠足を楽しみにしていたのに雨がふって中止になった
コンサートに行きたいが、その日は重要なアポがある
２時間後にリオデジャネイロに着きたい
○社会的障壁（法律・評判・習慣など）
あの人とあの人とあの人と同時に結婚したい
紫色の車に乗りたいが近所になんと言われるかわからない
夜更かししたいが、自分は睡眠不足だとすぐに体調を壊す
○個人的障壁（能力・容姿・思想など）
オリンピック１００m種目に出場したいが、１００m１２秒だ
ファッションショーのモデルになりたいが、身長が１５０cmだ
自衛隊の活動を賞賛したいが、自分は社会党だ
○経済的障壁（お金・物資など）
自家用のセスナで世界中を行き来したい、でも、年収は４００万だ
大量のマグロを販売したい、でも漁獲量が限られている
○他人との調和を優先
自分の欲求を押し通すことで、他人が不快になったり、
迷惑がかかるのではないかと恐れる
〇プライド
「欲求をオープンにするなど、一人前の大人のすることではない」
「欲求など、自分は理性の力で封じ込めることができる」
「立場上、自分の欲求の通りにできるわけがない」
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こうした障壁によって、あなたの欲求が無視され、
いつしか潜在的に抑圧されます。
しかし、欲求には、本来的に、善悪はありません。
意識化し、どう対応するか？しかないのです。
本当はそこにあるのに、
いつまでも意識化されずにいる欲求は、
やがて無意識下層で「葛藤」に変わります。
葛藤は、それ自体何かしらのエネルギーを持ち、
あなたの行動を無意識的に支配したり、
あるいは身体的な症状として現れる場合があるのです。
☞夕方の記事につづく。
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