おはようございます。
おのころ心平です。
昨日は、素敵な満月でした。
そして、勢いよく昇っております、今日の太陽。
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カラダの気持ちレッスン、第1回目。
満月の夜に、いつも思います、
カラダの中の、細胞たちの大調和。
満ち潮、引き潮が、月の引力によるものだということは、
みなさんもよくご存じだと思いますが、
地球上の海にあれだけの影響を及ぼす月の力が、
僕らの細胞に、影響しないわけがない…。
僕たちのカラダは、約60兆個の細胞で
成り立っていると言われています。
…誰が数えたのか、、って?
うーん、おそらく誰かが何らかの計算方法で
割り出した数字なんだろうと思いますが、
60兆もある細胞は、もちろん一様の姿かたちではなく、
背の高い細胞、太っちょな細胞、とってもコンパクトな細胞など
それはそれは、さまざまなんです。
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今日は、僕らのカラダの内側の、
細胞のメンバーを抜粋して紹介してみましょう。
(引用 『細胞紳士録』 から)
■カラダの柱、コラーゲン線維などをつくる細胞
…「芽」細胞とは、そこから何かが飛び出す細胞
という意味。コラーゲン線維や歯、骨の線維を
糸状にびゅーっと出し、それを紡いでいく。
スパイダーマンのような細胞たち。
線維芽細胞 脂肪細胞 軟骨細胞
骨細胞 破骨細胞 エナメル芽細胞
象牙芽細胞 水晶体細胞
■外界と内側を決める、網戸的な組織をつくる細胞
…網戸のように、ある小ささじゃないと通過させない膜を
つくっています。それにしても、タコ足細胞って、
ちょっとひどい名前ですよね。でも、本当に体細胞から
数本の足が出ている格好になっているんですって。
小腸上皮細胞 M細胞 表層粘液細胞
肺胞上皮細胞 タコ足細胞 尿細管細胞 ケラチノサイト 線毛細胞
■化学工場的な細胞
…はたらく細胞。職人細胞。細胞の中の細胞たちです。
肝細胞 膵腺房細胞 杯細胞
パネート細胞 副腎皮質細胞
ライディッヒ細胞 甲状腺の濾胞細胞 壁細胞
■免疫細胞
…肥満細胞って、別に肥満させる細胞じゃないんですよ。
アレルギー反応して、まるまる太ったようになる(mast)が
そのまま訳されてこの名になったんだそうです。
肥満細胞 マクロファージ ランゲルハンス細胞
樹状細胞 リンパ球 顆粒球
■血液・血管、血液のサーキュレーションを司る細胞…
赤血球 巨核球 内皮細胞
周皮細胞 肝臓の伊東細胞
■運動機能、筋肉をつくる細胞…
平滑筋細胞 メサンギウム細胞 骨格筋細胞
心房筋細胞 刺激伝導系筋細胞
■神経伝達機能を担う細胞…
脳のニューロン 脳のグリア細胞 シュワン細胞
脊髄神経節細胞 神経分泌細胞 副腎髄質細胞
■情報伝達、情報処理の高度作業細胞…
下垂体前葉細胞 膵島β細胞 腸のセンサー細胞
味細胞 嗅細胞 視細胞 内耳の有毛細胞 メルケル細胞
■次代へつなぐ細胞…
セルトリ細胞 精細胞 卵細胞
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覚える必要はまーたくないですけど、
こんなバライエティにとんだ細胞たちが、
僕たちのカラダを構成してるんだ、
と知っていただければうれしいです。
これら、ほんとうに個性的な細胞たちが、
それぞれに月のリズムに影響を受け、
大調和しながら、僕たちのカラダを
構成しているんですね。
これって、すごく神秘的なことだと思います。
ひょっとすると月こそが、
この個性的な細胞たちを、集団として
まとめてくれているのではなかろうか?
オーケストラをまとめる指揮者のように、
月がいないと、僕らのカラダはすぐさまバラバラに
崩壊してしまうのではないだろうか?
…昨日の月夜に、そんなことを考えた次第です。
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本日のレッスン。(8月3日)
僕らのカラダの中の、
細胞たちの生きた世界を想像してみよう。
彼らも、それぞれに人生を送っています。
(人生? 細胞生ですかね?)
例えば、赤血球細胞は、およそ120日の寿命。
肝臓細胞は150日くらいです。
お肌細胞は、28日から42日。
腸の粘膜などは、2~3日、なんて短いものもいます。
それぞれがそれぞれの人生の痕跡を精いっぱい残し、
新しい細胞へとバトンタッチしていく。
その過程で宿主である僕らの意識に、
さまざまな経験と体験とをもたらしてくれるんです。
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いよいよ明日!8月4日(土)。
東京ビッグサイトで、おのころ心平と会いましょう。
(詳細は、画像クリックでお願いしまーす)