本日の東京ココカラ塾、終了ー。
ワーク中心はやっぱり楽しい。
明日は、名古屋ココカラ塾でーす。
では、お昼からの続きです。
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「タイプA」に見られる心筋梗塞や狭心症を起こしやすい人というのは、
逆に「心臓が強すぎる」人なのです。
心臓は「心筋」という酸素を大量消費する筋肉でできていますから、
心臓自身にも十分な血液が必要です。
心筋に血液を送っている動脈を
「冠動脈」あるいは「冠状動脈」と言います。
この「冠動脈」には、カラダ全身に送られる血液総量の
5%もの血液が流れ込みます。
狭心症や心筋梗塞は、端的に言って
心臓というより、この「冠動脈」の病気です。
あまりに強すぎる心臓の力に周りの冠動脈が追いつかず、
ここが動脈硬化、けいれんなどを起こして生じるものなのです。
俗に、「心臓に毛が生えている」などと言いますが、
こうした人こそタイプA、三大疾患に加えられる
いわゆる心臓病(心筋梗塞、狭心症)を発しやすいタイプです。
強すぎる心臓というのは、いわばトップダウン形式で、
「俺はカラダの中心だ、俺を中心にカラダは回っている」
「だから、きみはこうすべきだ」
「言われたとおりにすれば間違いない」
「おれに間違いはない。王様は俺だ!」…
などと、自分を絶対だと思っています。
でも、心臓病というのは、
決して心臓だけの病気としては成り立ちません。
先ほど言いました進化の過程が示すように、
末梢の血管、血液の課題が
最終的に心臓に反映された結果、起こるのです。
抹消血管と心臓と、それを仲介する冠動脈と。
これらのバランスがよければ、
心臓病を必要以上に恐がることはありません。
心臓病の予防策には、
いつも開かれたコミュニケーションが必須。
とくに、目下の人の意見を十分取り入れることが大事です。
ちょっと独断専行かな?なんて感じたら、
ぜひ心臓に手を当てて、
あなた本来の、
人を思いやるココロに思いをめぐらせてみて下さいね。
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★ココロとカラダのふかーい関係について
いっしょに勉強しましょう。
です。