三大疾患ケア 心臓病(3) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

本日の東京ココカラ塾、終了ー。

ワーク中心はやっぱり楽しい。

明日は、名古屋ココカラ塾でーす。



では、お昼からの続きです。


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「タイプA」に見られる心筋梗塞や狭心症を起こしやすい人というのは、

逆に「心臓が強すぎる」人なのです。

心臓は「心筋」という酸素を大量消費する筋肉でできていますから、

心臓自身にも十分な血液が必要です。


心筋に血液を送っている動脈を

「冠動脈」あるいは「冠状動脈」と言います。


この「冠動脈」には、カラダ全身に送られる血液総量の

5%もの血液が流れ込みます。


狭心症や心筋梗塞は、端的に言って

心臓というより、この「冠動脈」の病気です。


あまりに強すぎる心臓の力に周りの冠動脈が追いつかず、

ここが動脈硬化、けいれんなどを起こして生じるものなのです。


俗に、「心臓に毛が生えている」などと言いますが、

こうした人こそタイプA、三大疾患に加えられる

いわゆる心臓病(心筋梗塞、狭心症)を発しやすいタイプです。


強すぎる心臓というのは、いわばトップダウン形式で、

「俺はカラダの中心だ、俺を中心にカラダは回っている」

「だから、きみはこうすべきだ」

「言われたとおりにすれば間違いない」

「おれに間違いはない。王様は俺だ!」…

などと、自分を絶対だと思っています。


でも、心臓病というのは、

決して心臓だけの病気としては成り立ちません。


先ほど言いました進化の過程が示すように、

末梢の血管、血液の課題が

最終的に心臓に反映された結果、起こるのです。


抹消血管と心臓と、それを仲介する冠動脈と。


これらのバランスがよければ、

心臓病を必要以上に恐がることはありません。


心臓病の予防策には、

いつも開かれたコミュニケーションが必須。


とくに、目下の人の意見を十分取り入れることが大事です。


ちょっと独断専行かな?なんて感じたら、

ぜひ心臓に手を当てて、

あなた本来の、

人を思いやるココロに思いをめぐらせてみて下さいね。



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★ココロとカラダのふかーい関係について

いっしょに勉強しましょう。



です。