【病気は才能シリーズ】 14
★9月21日あらため、9月22日店頭発売となりました『病気は才能』
今日は、おわりにの部分から、本書抜粋版をお届けいたします。
病気は進化の過程である
みなさんは、イスラエルの動物園で飼われているサルが、
突然2本足でスタスタと歩き始めたというニュースをお聞きになったことがあるでしょうか?
このサルは「ナターシャ」という名前で、ある日突然、原因不明の高熱に伏せり、
生死をさまよいました。同じく高熱を出していた他の二頭は亡くなってしまいましたが、
ナターシャだけは奇跡的に生還して命をとりとめました。
そして、そのあと突如、後ろ足だけを使って、背筋をのばし、人間のように歩き始めたのです。
まさにきれいな「二足歩行」を獲得したのでした。
私はこれを聞いてびっくりしたと同時に、なるほどなー、という感想を持ちました。
私たち人類の祖先も、病気とともに二足歩行を獲得したのかも知れない…。
考えてみれば、人類史上、病気は一度もなくなったことがありません。
病気そのものが、私たちのカラダに新たな経験、そして新しい環境への適応力をもたらして
きた…。それはまさしく『才能』を獲得してきたプロセスである…。
そんな見方をすると、永年、人類がさまざまな病気に見舞われ、
医学をこれだけ進歩させてきても病気がけっしてなくならない理由が
よくわかるような気がします。
現代生活を営む私たちは、往々にして病気を「失敗」ととらえがちです。
でも、いちど「これは、人類の進化の過程を受けて立ってやってるんだ」と考えてみましょう。
病気は才能であり、進化の過程である。
こう考えてみると、あなたがあなたの病気を受けて立ち、
そこで体験することが、どれだけ後世への貢献することになっていることでしょう。
つづく。
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