頭痛にもいろいろありまして…。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

症状のココロシリーズ 19


頭痛(こめかみ)
★潜在的なココロ:
追い立てられることへの不安、性的な恐れ、流れに抵抗する
★関連臓器:肝臓


頭痛(首筋から後頭部にかけて)
★潜在的なココロ:
自己否定、自己批判、あるいは、これ以上は動けないという気持ち
★関連臓器:脾臓


頭痛(前頭部)
★潜在的なココロ:
前進への不安、前に進むのに抱えすぎている問題
★関連臓器:肺


頭重感を伴う頭痛
★潜在的なココロ:
背後への不安、周りの理解を得られるかの不安
★関連臓器:腎臓


偏頭痛
★潜在的なココロ:
いざという時、誰も助けてくれないのではないか、という不安
★関連臓器:心臓


頭痛は、たいへん個性的なので、上記以外にも

経絡の道筋別に、胃や、胆のう、膀胱、小腸、大腸などから

くるものもあります。時には複合的になるので、

上のは、ざっーくりとした参考にしてくださいね。


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さて、この中で、偏頭痛のココロについて、

ちょっと詳しく解説いたしましょう。


偏頭痛のココロとは?


女性は、誰しもどこかであきらめているかも知れませんね。
ヘ・ン・ズ・ツ・ウ。

頭痛に偏(かたよ)りがあるので、偏頭痛、と言います。


いつだったか「私の頭痛ってちょっと変なんです」って言っていた人が
いましたけど、たしかにイメージ的には「変頭痛」の方が当たっている
感じがしますね。

でも、言葉としては「偏頭痛」が正解ですから、覚えておきましょう。


ところで、頭蓋骨って、皆さん、ひとつの骨じゃないんですよ。
なんと全部で28個(大人で)。


その頭蓋骨の間を、血管が縫うように通っています。

ちょっとグロテスクな感じがしますけど、

頭蓋骨の関節の間を血管が通っているんです。


この血管がホルモンの影響を受けて拡張すると、どうですか?


頭蓋骨がぐぐぐっと押されて・・・、
痛いですよね。


なんか、血管が収縮するから痛いってイメージがあるでしょ。

そうじゃないんです。

大げさに言えば、関節痛なんですね、偏頭痛は。
頭の骨がギシギシ押されるんです。


月経前症候群で偏頭痛になる人が多いのは、月経期に、

女性ホルモンのうち、プロゲステロンというホルモンが多くなるからです。

プロゲステロンは血管拡張作用を持っていますからね。


さて、頭蓋骨は大人で28個って言いましたけど、生れてくるときは
さらに細かくて、45個もパーツがあるんです。


45個の骨がジョイントで徐々に結合しつつ、大人になるまでの間に
28個になっていくんですが、


この間に(つまり子ども時代に)受ける数々のストレスが

のちの偏頭痛の元になるとは、子ども時代には想像もしませんよね。


特に、子どもの頃の「父親不在系のストレス」というのは、
僕が見させていただいた方でh、偏頭痛をお持ちの女性の共通点です。


仕事で家に帰ってこない型、

家にいても存在感がない型、


の違いはあっても、父親の不在系ストレスは、

頭蓋骨結合時の何らかの不安定感になるらしい、
というのが私の経験上の推論です。


結合って、たとえ頭蓋骨でも、くっつく側とつかれる側の信頼関係が
モノを言うってことですね。


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