父とのお別れ | グリオーマ 治療記 経過と普通の生活記録

グリオーマ 治療記 経過と普通の生活記録

32歳でグリオーマ発覚。パートしながら息子(当時2才)と夫と暮らす普通の主婦。ある日突然倒れ、手術~放射線治療&抗がん剤治療を終えて月1で通院、経過観察中

新居の引越しやら手続きに忙しくしていた最中、父が亡くなりました。

突然の事でショックでした。

少し前から食欲がなくなってきて変だなと思ってたら、胃がんと分かり入院して1週間で旅立ってしまいました。

脊髄の手術をやったり糖尿病で定期的に病院には通っていたのに、胃カメラは全然やってなくて検査してみたら胃の入り口に大きな腫瘍があり、食べられなくなっていました。その時に余命は10ヶ月と言われたのでかなり悪い状態だったものの、まだ10ヶ月あるとどこかで思ってました。

全然食べられなくて体重もみるみる減って手術はとても無理と言われて本人もガックリきてしまったよう。

生きてるうちは沢山ケンカして
煩わしいとよく思っていたけど
居なくなってしまったら悲しくて寂しくてビックリしました。

弔辞で泣きながら謝りました。

今年75歳になって免許の更新が面倒になって2日がかりで更新をしたばかりで、目も頭も全く問題なく息子が保育園卒業するまでは送り迎えしてくれる準備をしてたのに。

でも、亡くなる日の朝は普通に先生や看護師さんと話してて昼に急変、そのままなくなってしまったようで吐いたり苦しんでなくなったわけじゃないと聞き、ホッとしました。
連絡をもらって駆けつけた時にはもう亡くなった後でした。とても安らかな顔をしてたので安心しました。

若い頃から大きな怪我や病気を患っていて人より身体が弱かった父。
苦しまずに旅立って良かった