僕がナルトから学んだこと | 人生が変わった30代からの習慣

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●僕がナルトから学んだこと

こんにちは、小野尾です。

昨日1月26日にこんな勉強会に参加した。
https://www.facebook.com/events/545669992275509/

ナルトという漫画(アニメ)が好きな人が集まって、ナルトを題材にして平和について考える会だ。

とても楽しい勉強会だったが、その時には頭に思い浮かばずになかったけど後で「これは話しておけばよかった!」ということが出てきたので、それを整理してみよう。

昨日の勉強会では、まずパネリスト3人が話をしてから、参加者全員で意見交換した。参加者は最終的には6人になった。

下は大学生から、最年長は俺だ(笑)

平和について考える会だったとは言え、平和にこだわらないで意見交換できた。

どんなセリフが好きか、どんな場面に感動したか、自分ルールはあるかなど、お互いに思っていることを語り合った。

ナルトは主人公以外の登場人物が多い。

それぞれに物語があり、それぞれに名言がある。脇役がある間にだけ主役になれる。それもナルトのおもしろさだ。

ナルトという中心がちゃんとしているだけで、生まれも育ちも違う人間が、こうも一つにまとまれるものかと思った。

「いい勉強会ができてよかったなぁ」という思いを胸に家路に就いた。

マフラーをしてたから顔だけに冷たい風が当たった。

その途上、会の振り返りをしていたときに、「これは話しておけばよかった!」ということが頭に浮かんだ。

それは・・・

平和そのものを目的として手段を決めるのか、自分ができることの延長として平和があるのか

ということだ。

ナルトでは「平和」に対する思いが登場人物によって違っている。

ダンゾウに暁にマダラ、イタチも入れていいだろう。

それぞれが平和を望んでいるものの「平和」に対する考え方が違っている。平和を望んでいるものの実は争いが生まれているという皮肉が描かれている。

唯一違うのがナルトだ。

ダンゾウに暁にマダラは「平和」という結果を目指していることは同じだが、平和に対する考え方が違っているから手段が違ってくる。

誰にとっての平和か、どういう状態を平和とみなすか、捕らえ方によって、平和の状態が違ってくる。当然に手段が違ってくる。

だから争いが生まれている。

その点、ナルトは違った。

争いの元をなくそうとした。結果として平和になるということだ。

では、争いの元とは何なのか?

ナルトがなくそうとした争いのもととは?

それは、憎しみだ。

誰かが憎しみを持てば、その連鎖が争いを生む。

ナルトはそう考えた。

それなら、自分自身が起点になって憎しみを断てばいいとナルトは考えた。そして実践した。

それによって、実際に戦いを終わらせることができた(暁vs木の葉の里、オビトvs忍連合)。

現実世界においてはどうか?

中東では紛争が絶えない。日本は紛争を抱えていないものの、某所では他国が領海侵犯をしている。

これは、お互いが自分だけの平和を望んでいる結果ではないだろうか?(領海侵犯は除く)

そのベースには憎しみがあるんじゃなかろうか?

仏教では、怒りは身を滅ぼすという。

だったら、大上段に平和を掲げて行動するよりも、自分が持っている憎しみを消化していくことに力を入れた方がいいのではないか?

平和なんて目指すのをやめて、自分の心を整え、憎しみを消していく方がいいんじゃないかと思う。

言うは易し、行うは難し、なのは百も承知。

平和を目指して行動するのはいいことだし、すばらしいことだと思う。ただ、それが自己満足に終わっちゃいけないんだな。

自己満足の平和活動をするくらいだったらでも、自分ができることを地道になる方が効果的だと思う。

これをわかってくれないと、俺はあなたを憎むよ(笑)

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