くそ~負けちまった~!と車に乗り込む小野。
普段温厚な小野もややご機嫌斜め。
カーナビのテレビをつけるとちょうど夕方のニュースをやっていました。
「本日、大和町大森山で遭難していた大和町在住の男性が救助されました」
大和町って俺の地元やないか。なーにやってんだよ、大和町民が!世間騒がせんな!と毒づく小野。顔はイケメンだがその時はパチンコ負けて発言が全然イケメンじゃない小野。
ニュースは続きます。
「救助されたのは大和町Mヶ丘のM岡T男さん」
いやいや、地元どころか同級生の父ちゃんやないか。父ちゃんの顔は知らんけど、住所とM岡って珍しい名字が一致してるからそうでしょう。
同級生に確認したけどやはりそうでした。
そして、そんな出来事から数ヶ月過ぎ、M岡T男のことは忘れかけていました。
小野は怪我がちで膝をよく怪我します。
その時もかかりつけの病院に膝の診察に行ってました。
診察待ちしてると看護師さんが名前を呼びます。
「M岡T男さーん」
はっヾ(´ω`=´ω`)ノ
M岡T男という単語に反応しキョロキョロする小野。
どこだ!T男さーん!と心の中で叫ぶ小野。
僕の右斜め前方にいた杖ついた男性が歩き出す。
彼がそうなのか…杖ついてるのは遭難時の後遺症なのか?
一方的に彼を知り、一方的に彼と奇跡的に出会い、同級生の父親に少しだけ運命を感じた去年の夏。
~to be continues ono talk~