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建設続けて26年、北朝鮮の高層ホテルがついに来年オープンか
北朝鮮の首都平壌のランドマークの一つとして建設が進められている105階建ての柳京ホテルは、着工26年目でもまだ完成していないことに世界の注目が集まっている。
ドイツ・ケンピンスキーグループの Reto Wittwer 総裁は韓国ソウルで10月31日、柳京ホテルをケンピンスキーグループが運営し、来年7、8月ごろに正式オープンすると発表した。
柳京ホテルは、ホテルとオフィスビルの機能を持ち、1～3階がホール、レストラン、商業施設で、その上階がオフィスビル、最上階がホテルの客室となる。
柳京ホテルが来年オープンするとの情報に関し、北朝鮮のメディアは全く取り上げていない。
『環球時報』の平壌駐在記者によると、柳京ホテルは平壌市の中心部に位置し、1987年に北朝鮮がフランスから資金と技術を得て着工、当時、世界で最も高いビルとなり、平壌の新たなランドマークにする計画だった。
その後、北朝鮮側は4億ドルを追加投資したが、経済難などで工事が一旦中断された。
当初は1992年に竣工する予定だったが、同年の工事の進ちょくは60％にとどまった。
2008年にエジプトの Orscom グループが柳京ホテルに投資することを決めた。
柳京ホテルは外壁のガラスウォール工事が終了しているが、北朝鮮メディアは工事状況に関して全く報道していない。
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北朝鮮の柳京ホテル建設計画は、これまで幾度となく延期されており、各国から破滅ホテルと揶揄されるなど、北朝鮮の経済難の象徴でした！
エジプトの通信大手オラスコムが1億8000万ドルを投資したことで、ホテルの外装工事と、ロビーや宴会場などの内部工事は終わり、2013年8月頃、客室のある最上層部150部屋から先に開業する予定だそうです！
1～3階フロアはホテルのロビーのほかレストランやショッピングセンターが入り、残る階はオフィスとして使用する多目的複合施設になる予定です！
資金面でエジプトのオラスコムが支援する一方、ドイツのケンピンスキーホテルグループが経営面で支援することで、開業への道筋が整いました！
中国人観光客をメインターゲットにするそうです！
1992年に開業していれば、105階建の世界一高いホテルとなる予定だったのですが、現在はザ・リッツカールトン香港九龍が118階まであるので、世界一にはなれませんでした！
気にはなりますが、泊まるのに勇気のいるホテルになりそうです！
【柳京ホテルに関する記事】
平壌の柳京ホテル 2013年開業か！？
平壌の柳京ホテル 開業延期
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