地方の公立中学に通う一年生の「学ぶ君」
塾には行っていません。
母親である私は、ノー塾で国立大学現役合格&卒業。家庭教師経験アリ。勉強を教えるのは趣味。
父親はスポーツ少年で大学はスポーツ推薦の為、学力は未知数。ただし、父親の家系は親戚が優秀。
「学ぶ君」は地頭は悪くないと思うけど、勉強は好きではない…
学ぶ君には、「もしも大学に進学したいなら
、国公立大学一択だからね」と伝えてあります。
本人は今の所、進学希望らしい…
果たして「学ぶ君」は国立大学に行けるのか?!
そんな「学ぶ君」の観察記録。
続き
学ぶ君の小学生の頃の記録
学ぶ君は勉強しない子でしたし、私も勉学に無関心だったので、テストは見ないし、「そのまま資源ゴミに捨てなよ〜」なーんて言っていました
時々発見する小テストは3点/10点とかで、学ぶ君は「のび太君」みたいでした
そんな学ぶ君は私に「ママ、のび太ってオイラより頭が悪いんだよ。だって0点だから」と言っていました。
それが小学4年生の夏の個別面談の時に、担任の先生にこう言われたのでした。
「学ぶ君は、割り算の筆算ができません」
そんな事ってある
それって、この先もう進めないじゃん
私は咄嗟に「私が教えます」と言ってしまったのです
私は約束を守る義理堅い人間ですので、その日から冬休みに入るまで私の学習指導が続いたのです👹
その間、鬼コーチ(私)の厳しい指導に学ぶ君は泣きながら勉強したものです
そもそもこちらの学校では、3年生から通知表に数字が書かれていたのですが、初めて貰ってきた時、学ぶ君の通知表は「オール2」だったのです
これは一体何段階評価なの…?
友達に聞いてみたら、3段階評価でした5段階評価じゃなくてホッとしたのを覚えています
そして、こんなに綺麗に平均ってあるんだ…と寧ろ関心したものです。しばらくオール2は続きました…
「オール2」だった学ぶ君でしたが、6年生の最後の通知表では、「9教科中、7教科が3」になり、のび太君からしずかちゃんくらいに成長した様に思えました
ですが、学年最後のNRTとか言う全国テストでは、国語と算数の偏差値は毎年大体50ここでも平均か…と私
6年生最後の時は算数が偏差値50を下回ると言うなんとも残念な結果なのでした
私→学ぶ君は真ん中より少し下だね。クラスに40人いるとしたら、22番とかそんな感じ
学ぶ君は偏差値もよくわかっていません
学ぶ君の伸び代がどれくらいあるのか、まだ未知数であります…
ただ、ありのままの学ぶ君の偏差値は大体50の様です
それでは国立大学は難しいでしょう
お勉強が嫌いな学ぶ君にお勉強を促すのはとても疲れます
学ぶ君に「いっそ大学に行かないと言ってくれ」と頼むのですが、学ぶ君は天邪鬼なので、「嫌だ」と言うのです
ある時、学ぶ君は私にこう言いました。
「頭は良くなりたいけれど、勉強はしたくない」
学ぶ君よ、それは全員の夢だ…
その瞬間、典型的なアホを見た気がしました…