一昨年の今日(皇紀2682年2月24日、西暦2022年2月24日)、ロシアがウクライナに侵攻しました。それから2年の節目を迎えました。朝からそのニュースが流れたので、ご存じの方も多いと思いますが。
ちょうと昨年の今日、こういう記事を投稿していたんですね
ウクライナ問題について、10年前のクリミア半島への侵攻も含める見方もあります。この戦争はどちらに分があるかは、見る視点でかなり違ったものになります。だから、この戦争についてまだ断定調な評価はしないほうがいいと思います。
※我が国の「先の大戦」(大東亜戦争)についての歴史的な評価も定まっていないのに、今現在進行中の戦争を簡単に評価できるわけもありません。
まあ、そうはいっても戦争を止めるのが国際社会の責務、現実的には無理かもしれないが建前上はそういうことになっています。そのため昨年の今日、国連総会で、ロシア軍の即時撤退などを求める決議を、賛成多数で採択しました。でもこういう決議、それだけでは何の実効力もありません。
「国際社会はロシアの無法を許さない」
という意思表明程度、中途半端な対応しかできない以上、中途半端な感じになってしまいます。いくら経済制裁をしても「抜け穴」があるのだから、ザルでしかありません。「穴」をどうにかするわけでもなく、半端なことを何度繰り返しても意味がないでしょう。
ともかくあれから1年…ロシア側の内輪のクーデター騒ぎとかあったものの、なんだかんだ言ってもウクライナが強調していた「反転攻勢」とは程遠い状況です。どう見てもウクライナの敗戦は確実でしょう。
このままロシアが勝ってしまっては、それまでのウクライナへの支援のすべてをどぶに投げるようなことになります。さらにいうと、ロシアの逆恨みを買った我が国が次の「標的」になるかもしれません。そうなった場合、北海道、特に道東や道北にロシア軍が侵攻し、占領される事も覚悟しなければなりません。
※ウクライナと同様、侵略者に呼応するというか、その口実を与える勢力がないわけでもありません
「日米同盟」?あまり信用しないほうがいいですよ。それと北海道に米軍基地はないはずです。短期間による部分的な占領なら、バイデン政権もどっかの国
の高官みたく
「遺憾の意」
くらいでお茶を濁すこともありえます。先の大戦末期に旧ソ連が南樺太や千島列島や、所謂「北方四島」を占領したことでアメリカとの同盟を拒否できなくなったことを振り返れば、部分的な占領ならその第二段にされることもありえます。
そこまで想定していたのだろうか?どう考えても口先だけの「正義」を強調しても、ロシアと対決する覚悟なんか全然なく、あわよくば…的なところがあったでしょう。本当に危ういことをしてくれたとしか言いようがありません。ともかく、ロシアとの戦争を十分想定し、覚悟しておいたほうがいいですよ
※もしはずれたら?…戦争になったら真っ先に戦禍にさらされる者としては、杞憂に終われば幸いだとしか言いようがありません