連日自民党の派閥の「政治とカネ」(裏金問題)が話題になっているが…いよいよ岸田内閣ももう終わりだなと思えてくる事態になってきました。ご存じのとおり、松野博一・官房長官の件です
今日午後の国会中継でも、この件は当然ながら追及されていたが…。まともに回答されませんでした。まあ、松野は普段から蚊の鳴くような声でもごもご言ってるだけの小物、しかも言えば墓穴を掘るのがほぼ確実(限りなくクロに近い)だから、そんなものなんだけどね。
ただ、そんな松野、その任命責任のある岸田の顔を見ていると…掛けている眼鏡👓をへし折ってやりたいと思ったのは、はたして私だけだろうか?
前記事で、90年前の今日亡くなった山本権兵衛の事を取りあげました
山本権兵衛は二度内閣総理大臣に任命されたが…その二度も責任を取る形で総辞職しました。
○第一次内閣…ドイツのシーメンス商会から海軍高官への贈賄事件。
○第二次内閣…摂政宮(後の昭和天皇)が襲撃された 「虎ノ門事件」。
いずれも内閣、ましてや総理大臣に落ち度がなかったにもかかわらず、責任を取ることになったのです。
そのことと今の内閣を比較すると…
百年前は内閣や総理自身に落ち度がなくても責任を取られたが、今は内閣や総理自身に落ち度があり過ぎても責任を取ろうともせず職務を全うすると言い張る…時代が違うとはいえ、内閣を構成する大臣諸氏の質は救い難いくらい堕ちたんだなと言いたくもなります!
ともかく普通に考えたら政権末期だけど…もしこれで政権が開き直って居座るようなら、いよいよ日本はおかしくなります。
それと政府批判をパフォーマンスにするような野党議員の発言や、それを「面白い」云々と言って本質的なことを考えようともしない有権者の姿を見れば…日本の議会制民主主義はまた死ぬことになるかもしれない、今度こそ日本も末期かもと思わずにいられません。どう考えても昭和の初期より酷いですからね