「岩手の食 宣伝会議」なる会合に参加してきました。


県内のレストランなど外食関係の皆さん、農業生産者の方々、ワインや加工食品を生産する人達など県内各地から約60名ほどの方々が参加されました。


今回、基調講演をされたのが、山形 本庄での地産地消の火付け役として知名度の高いアルケチャーノのオーナーシェフ 奥田氏でした。


生まれ育った町でフレンチのお店をオープンし、近隣の農家を回り野菜のことを勉強してメニューに生かし、徐々に地域を挙げた町興しを成し遂げた素晴らしい事例をお聞きすることが出来ました。


スゴイと思ったのは、10年前に、地域を巻き込んだ地産地消の町作りを行う長期計画を、たった一人で立案し、行政や農業生産者の方々に働きかけながら、それを実現してきたことです。


感動でした。


ともすれば、複数の産業がコラボを行う場合、行政サイドにお任せになりがちです。


でも、そんなやり方では、うまく行くはずはありません。


民間の人間が自ら汗を流し、事を成し遂げようと必死になり、知恵を出し合うことからしか新たなものは生まれないと思います。



沢山の新たな出会いがあった、この会議。 今後も粘り強く継続し、、新たな食を生み出す場にしていきたいですね。