虫の知らせという言葉がある。

 

「虫の知らせ」とは、よくないことが起こりそうな予兆を感じること。

人間の脳は言葉にできない大量の情報を得て推理しており、その無意識の情報処理の結果として「虫の知らせ」や「第六感」と呼ばれる現象が起こると考えられている。

感性を磨いたり推理の経験を積むことで、常人では想像できないような感知能力を持つようになる場合もある。

 

ですって。

検索したらそう出ていた。

 

 

まぁ私(界隈)の場合、本当に虫が情報を持ってきてくれるんですけど。

 

今回は「蟻さん」がお知らせしてくれました。

 

 

 

うちは建てて5年。

 

自慢じゃないけど気密性はまあまあ高く作って貰っていて。

 

だから部屋の最深部で蟻の行列を見た時は驚愕した。

 

 

窓からの借景を楽しみながらテレワークしていたら、パソコン横のコーヒーカップに「蟻」。

 

えっ。

 

どこか窓があいてる?

家の壁にスキマが生じた?

 

と窓と壁を確認するも、ナシ。

 

 

玄関近くなら来るのは分かるけど…。

今まで蟻なんて家の中で見たことない。

食べ物も置いてないこの部屋にナゼ?

 

 

蟻は1匹、2匹と増えて、既に5匹以上がカップの縁を歩いている。

仕舞いにはソファーの下からデスクの上へ行列を成すまでとなった

 

ひえぇ!!となった私は休憩時間に急いで蟻用コンバットを買いに走り、設置。

 

これで駆除薬を蟻が運べば巣まで届いて全滅だ!

と喜ぶも、コンバットには見向きもせず、ひたすらブラックコーヒーに群がる蟻たち。

 

午後、飲み物を抹茶ミルクに変えても蟻は来続けた。

 

 

私も察しが悪い。

夕方になってようやく気がついた。

 

そうです。

これは「気づき」です。

 

虫の知らせというヤツで、気づきの対象である私がその現象から「何かに気づく」とその現状はおさまる、というもの。

別名、起こる事はすべてメッセージ。

 

 

早速その夜、何に気づけば良いか考えた。

 

食べ物(コンバット)には行かなかった。

水に向かって来ている。

水はエネルギーかな。お金かな。

水そのものかな。

蟻にたかられてたな。

私、たかられてる?

まるで砂漠のオアシスにたどり着いたかのような蟻たち?

 

結果は「私が情報をばら撒き過ぎている」だった。

 

ブレインジムインストラクター資格取得のために、知人・友人に無料体験してもらっていたのですが、セッション中に私が「私のしている事を理解してもらいたい」という思いが強すぎてクライアントに必要のない情報まで与えていたのでした。

 

その警告で蟻にたかられていた…!!

 

 

①起こる事はその事象の良し悪しに関わらず全てベストなタイミングで起きている。

②施術者として、セッション中に起こる事に常にリラックスしている事。

③技術でどうにかしようとするのではない。私の力ではない。

④情報はクライアントが欲しいものだけ(直感で来たものを言うだけ)

 

こういう基本的な姿勢がなってなかったなと、反省した出来事でした。

 

不安ベースでごちゃごちゃやろうとすると、うまくいくものもいかない…。

全てに言えることですよね。

ハイ。

 

 

蟻さんありがとう。

 

カップに群がる様子は嫌悪感MAXだったけど。

本当にありがとう。

10匹くらい潰しちゃったけど。

ごめんなさい。

 

 

 

気づきが十分となった次の日。

 

蟻の気配は消え…。

机の上には一口もかじられなかったコンバット。

 

 

一匹残らず姿を消した彼らに、感謝の念と、

 

いやだから何処から来て何処へ消えたん!?分からん!こわい!」

 

という思いで仕事が手に付きませんでしたマジで。