今年の春、タッチフォーヘルスのレベル1・2の講座を受講しました。

 

タッチフォーヘルスとは:

健康でより良き人生を生きるためのセルフケアと気づきのツール。

専門的な知識がない一般の人でもご活用出来るモデルにした家庭用医学の決定版と言われている。

タッチフォーヘルスの背景には、カイロプラクティックやアプライドキネシオロジー(AK)があり、また西洋医学と東洋医学、そして心理学や栄養学を融合させ、統合的により良き人生を生きるための健康法。

 

だそうです。

 

ブレインジムインストラクターの資格取得を今年取る事になって慌てて取った必修科目。

楽しかった。

 

 

タイトルの「お腹のぜい肉=母の愛?」はその講座の際に気づいた事です。

 

 

講座も終盤にさしかかり「ボディーについてのストレス」を上げるよう指示された。

 

産後太りが解消せず、甘いものと食事量が減らせないMさん(私)。

特にお腹まわりのお肉が一向に減少せず、自分の肉とは思えないくらいに動かないMさん(私)。

 

ふつう脂肪はそこに付随する筋肉に連動して、いくらかは動くものじゃないですか。

それがMさん(私)の場合、動かない。

まるで外付けHDDのように、腰に引っ掛けたポシェットのように。

 

掘り下げてゆくと、以外な答えに辿り着きました。

 

「このお肉は子どものため」

「自分のじゃない」

 

子どもが飢えた時、災害時、食料が枯渇した時のために子どもに食べさせるためのお肉だったのです。

お腹のお肉を切って子どもに与える。

 

自分は死んじゃうけど。

 

切らなくても、自分が蓄えている事で何日間か食べずに生きられる。

自分の食事を我慢して、その分を子どもにあげる。

という意味でもある。

 

なんか感動的な話かな、とも思う。

めっちゃ愛💓やん。

 

けれど、逆の一面もあって。

そこには基本的な自己犠牲の思想が。

 

もっと言えば、子どもの責任を負う。

子どもの人生や寿命について、背負おうとしている。

子ども自身の人生に干渉している。

 

過干渉な母になっている!?

 

これは全然エネルギッシュじゃないヤツ。

ポジティブじゃないヤツ。

 

生命維持への不安を起点とした「子どもが死なないようにあらゆる事態に備えている状態」というのが、自分はもとより子ども自身が力を発揮する妨げとなっている。

 

守られる子どもは自分の責任で人生を歩めず、弱いまま。

 

チーン。

 

いや困るし。

 

そういうわけで、目標は「子どもの責任を取ろうとするのをやめる」で調整。

 

調整後、お腹のお肉が体感的に半分に。

「荷物」って感じから、「自分のもの(お肉)」って感じになりました。

 

その後、食事量も減って徐々にお腹のお肉が減っている気がします。

 

 

 

産後太りが解消しないお母さまたち。

それは全員ではないかも知れないが、子どもを守るための愛ゆえの体の変化なのかもしれない。

 

子どもを全ての脅威から守るために警戒モード・生き残りモードとなり、暴走する食欲・蓄え続けるお肉。

いつまで子どもを守ろうとするのか。

子どもが大人になってもまだ、守ろうとしている人も大勢いると思う。

素敵な事かも知れないけれど…。

 

一度、その大きな愛(お肉)を自分自身で感じて頂き。

 

そして、そこから一歩踏み出して「子どもの人生や未来、死さえも許容して」自分と切り離して個々として自立した時、しつこいお肉ともサヨナラできるかもしれません。

 

 

母も子どもも、それぞれがエネルギッシュに生きられるように私は願う。

 

 

 

「わかってるけど難しいが?」

という方は、私のセッションにお越しくださいませ。

丁寧にサポートします。

 

一緒に掘り下げて、お肉とサヨナラしましょ。