ここは福島県いわき市です。-201105112013000.jpg


この画像、なんだかわかりますか…。


私はたぶん、自分の家を流されたあとをみた次くらいに


ショックを受けました。




瓦礫の後ろにみえるのは学校です。




校庭に瓦礫の山が…。




子供達がこの校庭をみたら、どう思うだろうか…。




今は隣町にある学校の一角を借りて勉強をしていますが、


子供達は学校がすぐに復興すると願い、思いながら、


狭い家庭科室で、みんなで頑張っているのに…。




子供達は一番最初に自分達の学校がなくなってしまうんじゃないかと


心を痛めていました。


みんなそれぞれ違う学校に通うようになってしまうのか…と。


仮設でもいい、自分達の学校がほしい!とみんな願っていました。


また、みんなで笑いあいたい、みんなで勉強したい、


みんなが同じ思いでいました。


だから、君達の学校はなくならないから大丈夫だよ!って言われたときは


本当にみんな嬉しそうでした。


自分達の学校がなくならない!


またあそこに帰れる!


そうやって今、がんばっているのに…。




海岸線にあった学校なので、やっぱり津波で校舎の1階が全滅、


体育館が全滅で、いますぐに復興するとは思えませんが、


でも、もう少し、市は瓦礫を置く場所を考えれなかったのかと


怒りと悲しみで、胸がはりさけそうでした…。




時が経つにつれて、違う悲しみや苦しみが出てくる…。


私も、みんなも、そんなに強くないから、


どうか、あまり私達にこれ以上の試練を与えないでください。


お願いです…。