10029: 従業員の過半数がすでに「静かな退職」を実施中 | 温故痴人のブログ

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世の中には、

私たち世代の知らない言葉が次々に登場しますね。

 

「静かな退職」などという言葉は

その意味が判りません。

 

 

 

ソ~ツと退職していく孤独な老人のことなのでしょうか?

 

私の職場でも

孤独に静かに退職して言った奴がいました。

 

周りから借金して

飲み屋からの付けの取り立てで

こっそりと退職していた奴、

事務費に手を付けて懲戒解雇された奴も・・・・

 

確かに、

こんな奴は誰からも退職祝いなどされずに、

いつ知れずに消えていきました。

 

そんな奴は静かな退職でした。

 

しかし、

今言われている「静かな退職」とは、

意味が違うそう。

 

意味は、

仕事はあくまでお金を稼ぐための手段と考え、淡々と必要最低限の仕事をこなす「静かな退職」。2022年にアメリカで生まれた言葉だが、その言葉が浸透する以前に、日本でも実践者が増加していた。

 

 

 

 

 

私の場合も

仕事とは間違いなくお金を稼ぐ手段です。

 

妻を養い、子供を育て、

自分たちの老後に備えるためには

間違いなくお金が必要です。

 

いま、私が

透析などを受けながらも

年金でどうにか暮らしていけるのも

永らく仕事について稼いできたからです。

 

しかし、

ここで言われているような

淡々と必要最低限な仕事をこなしてきたとは思っていません。

 

その場その場で、

仕事に生きがいを見つけ、

精一杯に頑張ってきたとの自負があります。

 

悩みもしました。

 

腹も立ちました。

 

反対に

上手く事が運んだ喜びはまた格別なものでした。

 

そんな熱意が今も心に残っています。

 

今は流行らなくなったようですが、

仕事を終わった後に

上司や仲間との居酒屋での一杯は

一日の悩みや憂さを晴らす

絶好のコミュニケーション手段で

明日へのが活力醸成場でもありました。

 

余り実力があったとは言いませんが、

仕事には熱意を持っていたことは

間違いないと理解しています。

 

 

2024.08.05  NO:10029

 

 

【参考引用】

従業員の過半数がすでに「静かな退職」を実施中

 

仕事はあくまでお金を稼ぐための手段と考え、淡々と必要最低限の仕事をこなす「静かな退職」。2022年にアメリカで生まれた言葉だが、その言葉が浸透する以前に、日本でも実践者が増加していた。

 

コンピューターシステム開発のほか労働者派遣業などを展開するアクシスが、日本国内で就業経験がある10代から60代の男女300人を対象に調査を行ったところ、静かな退職という言葉を知っている人は31パーセント。聞いたことがあるが意味はわからないという人が17パーセント。まったく知らないという人が52パーセントだった。まだあまり普及していないことがわかる。

 

しかし、静かな退職をしていると感じる人は、「感じる」、「少し感じる」を合わせて60パーセント。そうした働き方が言葉よりも先に広がっていた。

 

さらに、静かな退職の動機となる、仕事は「必要最低限」に抑えたいかとの問いには、「そう思う」、「少し思う」を合わせて81パーセント。アルバイトやパートならわかるが、調査対象の7割近くが正社員だ。

 

静かな退職によって従業員の仕事への情熱が失われ、生産性が低下すると懸念する声もあるが、やるべき仕事を熟して定時で帰るのは、本来ならごく当然のことだ。そもそも「静かな退職」を提唱したキャリアコーチ、Bryan Creely(ブライアン・クリーリー)氏は、静かな退職は決して「怠け」ではなく、仕事に打ち込むのが美徳とされた時代の反動で、健全な反応だと話す。そこには、働きに見合った評価がされず給与が低いという企業側の問題もあると同氏は指摘している。