9965:子どもの万博招待、参加希望校「一校もない」 | 温故痴人のブログ

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万博と言えば、

昭和45年3月に開催された

吹田万博が思い出されます。

 

 

 

当時、職場から家内も行ったようです。

 

私は既に就職しており、

いささか開催に貢献した思い出があります。

 

大勢の見学者による

雑踏の賑わいがどうなるかなどの

事前予測の相談が万博協会からあり、

正月の「今宮戎」の雑踏の騒音レベルを計測し、

報告したことがあります。

 

 

 

行列の近くから、

徐々に距離を離し、その減少具合から

近隣にどのような影響があるかとの情報が

どの程度、役だったのかは知りませんが、

一枚噛んだとの貢献も・・・・

 

又、開催した場所は

吹田市の元竹やぶを開墾してなので

地盤もしっかりしており、

地中から可燃性ガスなどの噴出もなく、

地盤沈下の恐れもなかったと記憶しています。

 

道路網も鉄道も延伸運行されており、

混雑の中、

月の石の展示を楽しみにアメリカ館などに

行列が出来たのが懐かしい。

 

その前に開催された東京オリンピックに

対抗するかのような

大阪吹田万博ということもあったのかも知れませんが・・・・・

 

今回も

東京オリンピックに対抗しての

舞洲万博なのかも知れませんが、

「維新の会」のパフォーマンスのような気がしてなりません。

 

今の大阪市民や大阪府民は

今回の万博に対して必要性を感じていない意見が多い。

閉会後のカジノ建設に対する

拒絶感が根底にあるのかも知れません。

 

私もその一人です。

 

地盤改良に予定額を

遥かに超える多額の費用を要し、

オマケにガスの噴出、震災時の津波などからの避難方法などの

防災面の危惧が問題とされています。

 

不人気の万博への対応として、

そこで出たのが学校の生徒に対する無料招待の案なのでしょうが、

大阪府交野市の小学校、中学校に

学校ごとの「参加の意思が無し」との結果が何とも滑稽です。

 

 

 

嘗ての万博と

この違いは何なのでしょうか?

 

今回は、

目玉となる出店物が何もないことなのでしょうか?

 

空飛ぶ自動車は今既にあります。

 

材木性の回廊建設などどうでもいい話です。

 

 

 

こんな所に行かなくとも大阪にはUSJがあります。

 

子供たちにとっては

そちらの方が遥かに興味深いのかも知れません。

 

そう言えば

ジンベエザメの回遊する海遊館もあります。

 

私の友人たちは

舞洲万博に誰も行こうとは言っていません。

 

勿論、

私も行くつもりなどありませんけど・・・・・

 

まぁ~、

閑散とした舞洲万博のような気がしますな~

 

 

2024.06.03  NO:9965

 

 

【参考引用】

子どもの万博招待、参加希望校「一校もない」 交野市長が見送り表明

近づく 大阪・関西万博

2024年5月24日 21時05分

 

 大阪府が2025年大阪・関西万博に府内の小中学生を招待する事業をめぐり、大阪府交野市の山本景市長は24日、市内13校の学校単位での参加を見送ると表明した。

 

 府教育庁が各校に、5月末までに参加の意思について回答するよう求めているが、市内で確認したところ、「行きたいという学校は一校もなかった」とした。

 

 府の吉村洋文知事は、子どもたち全員を「無料で複数回招待したい」としている。府は、1回目は招待費用を負担し、2回目以降は市町村側にも負担を求める方向だ。会場への移動費は1回目から市町村側の負担となる。

 

 山本氏はこの日の定例会見で、学校単位で参加する場合には会場まで電車で移動するのが難しく、バスを使えば計約3千万円が必要になると費用面の課題に言及。保護者の間では、万博会場の予定地で爆発事故が起きたことへの懸念が出ているともした。

 

 こうした状況から、学校単位での参加を見送り、府が招待費用を負担する1回目については保護者の意思で個別に利用してもらうことを想定するという。

 

 山本氏は、府教育庁が各校に意向を確認していることについて、学校側が「異議を唱えにくい」と指摘。「学校に踏み絵を踏ませるような行為はいかがなものか」と述べた。